シャンパンの種類が豊富なワイバー|アクセル・ド・ヴァロン・ブリュットを銀座で飲むならBARWHITEOAK

シャンパーニュ アクセル・ド・ヴァロン・ブリュット
Champagne Axelle de Vallon Brut

分類：AOCシャンパーニュ／フランス・シャンパーニュ地方
◆ 概要と背景
「シャンパーニュ アクセル・ド・ヴァロン・ブリュット」は、フランスのシャンパーニュ地方で造られるAOC認定のスパークリングワイン。
「Axelle de Vallon」というブランドは比較的新しい銘柄で、優れたコストパフォーマンスとクラシカルなスタイルを兼ね備えた、ネゴシアン系シャンパーニュとして注目されています。
製造元は公表されていないものの、多くの評価筋から伝統的な製法と良質なブドウに基づいた安定感ある造りであるとされ、入門者から愛好家まで幅広く支持されています。
◆ 生産地・格付け
地域：フランス シャンパーニュ地方（主にマルヌ県周辺と推定）
格付け：AOC Champagne（アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ）
タイプ：ノン・ヴィンテージ（NV）ブリュット（辛口）
◆ ブドウ品種と比率（推定）
具体的な比率は非公開ながら、以下の3品種がブレンドされています：
ピノ・ノワール（Pinot Noir）：骨格とボディを形成
ピノ・ムニエ（Pinot Meunier）：果実味と親しみやすさ
シャルドネ（Chardonnay）：繊細さとエレガンス
※この構成は典型的な「シャンパーニュ・トラディショネル（伝統的三品種）」であり、バランス重視のアサンブラージュ（ブレンド）スタイルが取られています。
◆ 醸造・熟成
発酵方式：瓶内二次発酵（Méthode Champenoise／Méthode Traditionnelle）
熟成期間：最低15ヶ月以上（法律上）だが、実際には18～24ヶ月程度熟成されている可能性が高い
ドザージュ（加糖）：ブリュット（残糖6〜12g/L）で、ドライな味わい
瓶内熟成によりきめ細やかでクリーミーな泡立ちが生まれ、若いキュヴェでも複雑さとふくよかさが表現されています。

アクセル・ド・ヴァロン ブリュットは、1670年創業の老舗「グルエ」家が手がける高コスパなシャンパーニュ。コート・デ・バール地方ビュクセイユのテロワールに根ざした伝統を背景に、ピノ・ノワールの果実味とシャルドネのフィネスが調和した、華やかで繊細な味わいが特徴。柑橘やブリオッシュの複雑な香りに、フローラルで長い余韻が楽しめる。ワインガイド「ギド・アシェット」に10年以上連続掲載される実力派メゾンによる一本。

テイスティング・ノート
外観：
淡いゴールドイエロー。繊細で持続的な泡立ちが特徴。
香り：
熟したリンゴや洋ナシ、シトラスの皮、白い花の香りに加え、ブリオッシュやトースト、ヘーゼルナッツといった瓶内熟成由来の香ばしいニュアンスも。ミネラル感とわずかにハチミツのような甘い香りも感じられる。
味わい：
フレッシュな酸と果実味がバランスよく広がり、味わいはドライだが堅苦しくなく、親しみやすい。フィニッシュにはほのかな苦味とトースト香が残り、中程度の余韻を楽しめる。