ワインとシャンパンの種類が豊富なバー|アンリ・ジロー アルゴンヌ 2012を銀座で飲むならBARWHITEOAK

アンリ・ジロー（Henri Giro)は、シャンパーニュ地方のアイ村に本拠を置くシャンパンの造り手です。その歴史は17世紀初頭に遡ります。創業者のフランソワ・エマールがアイ村にブドウ畑を手に入れたことから始まりました。

シャンパーニュ地方は古くから、石灰質の土壌と良質なブドウの栽培地として知られていました。アイ村の特に優れたピノ・ノワールは、17世紀にシャンパン製造が始まると、多くのメゾンによって求められました。アイ村はシャンパーニュのAOC（原産地統制名称）として認定され、現在でもグラン・クリュのクリュ（区画）が存在し、高品質のブドウが生産。

アイ村に約8ヘクタールの自社畑を所有。ブドウ畑は全てグラン・クリュに格付けされており、ピノ・ノワール種が70%、シャルドネ種が30%栽培されています。

アンリ・ジローは伝統的な製法を厳守しており、手摘みでブドウを収穫し、酸化を防ぐために迅速に醸造所に運びます。圧搾後には低温浸透法のシステムを使用し、衛生面の向上とブドウジュースの純粋さを追求しています。特別なオーク樽を使用した発酵により、ワインに複雑なアロマが生まれます。特に「フュ ド シェーヌ」は、1年間のオーク樽熟成と7〜8年の瓶内熟成を経て、手作業による澱引きが行われる贅沢なシャンパンです。

そして「フュ ド シェーヌ」よりも強くこだわった商品が、アンリ・ジローの最上級キュヴェ「アンリ・ジロー アルゴンヌ」です。「ARGONNE～アルゴンヌ」は、アルゴンヌの森の樫樽にこだわったシャンパーニュ。かつてはランスに大勢いた樽職人がいなくなったため、アンリ・ジローは自らアルゴンヌの森に分け入って、190-300年の高樹齢の木から、良質の樽材を探します。樫の木が育つテロワールの違いが、シャンパーニュに映し出されます。

アルゴンヌを楽しむには、膨らみのあるフルート型または大きなゴブレット型のワイングラスを使用し、温度を10度以上に保つことが重要です。このワインはシルキーでクリーミーな風味を持ち、同じ食感の料理との相性が良いです。豊かで温かい料理や魚の白身、赤身の肉、フォアグラなどとの組み合わせがおすすめです。アンリ・ジローは樫の木の区画によって異なる香りや味わいを引き出し、テロワールの違いを反映させています。

アンリジロー アルゴンヌ 2012は、ピノ・ノワール品種が90％、シャルドネ品種が10％で構成されています。このワインは、アイ村のテロワールとアルゴンヌの森のテロワールの長所を最大限に生かして造られています。アンリ・ジローは樽に対するこだわりと手腕が際立ち、その評判はシャンパーニュでも随一と言われています。

最新のヴィンテージは5番目となり、2002年、2004年、2008年、2011年に続くものです。このワインは、アイ村の自社畑で栽培されたブドウを100%使用し、アルゴンヌの森のオークの新樽で発酵・熟成されています。その結果、複雑でリッチ、パワフルでスパイシーな味わいが特徴であり、非常に長い余韻が楽しめます。また、著名なワイン評論家かも高く評価を受けています。

このワインは数年後でも楽しむことができるだけでなく、長期保存も可能な特性を持っています。アペリティフとしてだけでなく、食事のお供としても楽しむことができます。

ワインバーでは通常、「このワイン・シャンパンには○○があう」といったようなマリアージュという概念がありますが、アンリジロー アルゴンヌはそういった常識を超えている特別なシャンパーニュです。マリアージュすることで、あらゆる高級フレンチの料理によくあい、料理を複雑に変化させ、より美味しく特別な時間を与えてくれます。つまり、前菜からオードブル、魚料理、肉料理、デザート、フロマージュに至るまで、アンリジロー アルゴンヌ 2012は全ての料理に合わせることが可能です。

異次元のシャンパーニュを銀座のワインバー、ホワイトオークでお楽しみください。