余市の飲み比べセットでテイスティング！ジャパニーズウイスキーの種類が豊富な銀座のバー｜BARWHITEOAK

ジャパニーズシングルモルトウイスキー余市の３種類を飲み比べ！
セット内容

・シングルモルト余市

・余市10年

・余市ノンピーテッド

全て15mlで提供。2025年6月時点での価格。最新価格はお問合せ下さい。

※別途チャージ料1100円を頂戴しております。

シングルモルト余市は、ニッカウヰスキーが北海道・余市蒸溜所で製造する日本のシングルモルトウイスキーで、力強くスモーキーな味わいが特徴です。創業者・竹鶴政孝がスコットランドで学んだウイスキー造りを忠実に再現するために1934年に設立した余市蒸溜所は、日本で最もスコットランドの気候・風土に近い土地として選ばれました。
この蒸溜所では現在でも極めて珍しい「石炭直火蒸溜」が続けられており、これにより重厚で香ばしいニュアンスを持つ原酒が生まれます。冷涼で湿度の高い余市の気候は、長期熟成において原酒に奥行きとバランスを与え、ピート（泥炭）によるスモーキーさとフルーティさの融合が特徴となっています。
現在の「シングルモルト余市」は、ノンエイジ（NA）品に加え、10年物があります。過去には12年、15年、20年といった年数表記のある熟成品も展開されており、それらは日本のみならず世界中の品評会で数々の賞を受賞してきました。特にヘビーで骨太な味わいは、ジャパニーズウイスキーの中でも異色の存在で、スコッチのアイラモルトに通じる魅力を持ちつつ、日本的な繊細さもあわせ持っています。

「余市ノンピーテッド」は、ニッカウヰスキーの余市蒸溜所で製造された、ピートを使用せずに造られたシングルモルトウイスキーです。通常の余市が持つスモーキーで重厚なキャラクターとは対照的に、こちらはピートによるスモーク香を排除し、余市モルトの別の一面を引き出すことを目的としています。
ノンピーテッドながらも、石炭直火蒸溜による力強いボディ感や熟成による複雑な甘み・フルーティさが際立ち、余市の個性を保ちつつも軽やかで繊細な味わいが楽しめるのが魅力です。限定リリースのため流通量は少なく、コレクターや愛好家の注目を集める存在となっています。

「余市 10年」は、元の終売後に復活した重厚かつバランスの良い10年熟成ウイスキーで、海風を感じさせる潮気・ピートの繊細なスモーク感・甘く香ばしい果実味が調和しています。まさに「余市らしさ」を高めた一本で、旧版よりも滑らかで上品に進化しているとの声もあります。日本国内では抽選販売や数量限定ながら人気が高く、価格面では市場では高騰気味ですが、品質に見合った評価を受けています。