シングルモルト厚岸の飲み比べセットでテイスティング！ジャパニーズウイスキーが豊富な銀座のバー｜BARWHITEOAK

ジャパニーズシングルモルトウイスキー厚岸 おすすめの３種類を飲み比べ！
セット内容

・厚岸 小暑

・厚岸 立夏

・厚岸シングルモルト 花ぐはし カリンパニ

全て15mlで提供。2025年6月時点での価格。最新価格はお問合せ下さい。

※別途チャージ料1100円を頂戴しております。

厚岸蒸溜所は、2016年に北海道・厚岸町に誕生したクラフトウイスキー蒸溜所です。冷涼で湿潤な気候、海霧に包まれる地理的環境、良質な仕込み水など、スコットランド・アイラ島に似た条件を活かし、「日本のアイラ」を目指しています。
ポットスチルはスコットランドのフォーサイス社製で、伝統的なストレートヘッド型を採用。麦芽にはスコットランド産と北海道産の「りょうふう」を使用し、地域性のある個性豊かな原酒を生み出しています。
熟成にはバーボン樽やシェリー樽のほか、ミズナラ、赤ワイン樽なども使用。厚岸湾を望む貯蔵庫で、潮風と気候の影響を受けながら、複雑かつ重厚なウイスキーが育まれています。
2020年には初のシングルモルト「サロルンカムイ」を発売し、その後は「二十四節気シリーズ」として定期的に限定ボトルをリリース。いずれも高い評価を得ており、日本国内外のウイスキーファンから注目を集める存在となっています。
現在は、原料や樽材も将来的にすべて厚岸産にするというビジョンのもと、地域密着型のウイスキー造りを進めています。

厚岸シングルモルト 小暑（しょうしょ）

「小暑」は、厚岸ウイスキー二十四節気シリーズの第9弾として2023年7月に発売されました。主にバーボン樽熟成を中心に構成されたスモーキーモルトで、厚岸の潮風を感じさせるピート香と、樽由来のバニラやクリーミーな甘さが特徴的です。

テイスティングでは、塩キャラメルや焼きリンゴのような甘み、乾いたピートスモークとスパイスが交錯。厚岸らしい緻密で緊張感のある味わいが感じられる1本で、比較的シャープな飲み口が魅力です。

厚岸シングルモルト 立夏（りっか）

「立夏」は、二十四節気シリーズの第11弾として2024年5月に登場。ミズナラ樽とワイン樽原酒を中核とし、より複雑で華やかなフレーバープロファイルを持つボトルです。ピートの存在感はやや控えめで、樽由来のウッディネスや果実香が際立ちます。

味わいは、赤系果実のような酸味、ミズナラ由来のオリエンタルスパイス、繊細なスモークが層を成し、春から初夏への移ろいをイメージさせる、柔らかくも洗練された仕上がりです。

厚岸シングルモルト 花ぐはし カリンパニ

「花ぐはし カリンパニ」は、厚岸蒸溜所が特別なレシピで手がけたシングルモルトウイスキーで、ブレンデッドモルト「鹿の通り道」に続く、4社合同ボトリングの第2弾限定品です。参加した4社は、八重洲長谷川、BAR水楢佳寿久、田中屋、RUDDERというウイスキー業界の信頼厚い精鋭たちで、彼らの審美眼と厚岸蒸溜所の技術が結集した1本となっています。

「カリンパニ」はアイヌ語で“花の香り”を意味し、その名の通り、華やかなフローラルノートと厚岸らしい上品なスモーク感が特徴。バーボン樽などを使った熟成により、洋梨や白桃を思わせるみずみずしい果実味と、潮風を感じさせるニュアンスが調和しています。

厚岸が持つテロワールを感じさせる繊細で奥行きのある味わいでありながら、数量限定の特別仕様のため、コレクターや愛好家にとっては非常に貴重な1本です。