ウイスキーが豊富なオーセンティックバー|ボウモア 1998-2014 ウィームス モルツを銀座で飲むならBARWHITEOAK

ボウモア 1998-2014 ウィームス モルツ

容量：700ml
生産地域：アイラ
蒸留所：ボウモア
樽の種類：シェリーバット（シングルカスク）
蒸留年：1998年
ボトリング年：2014年
総本数：737本

ボトラー「ウィームス モルツ」について
ウィームス モルツ（Wemyss Malts） は、スコットランド・エジンバラ近郊にあるウィームス城を拠点とする名門ウィームス家によって設立されたボトラーズブランドです。ウィームス家は600年以上の歴史を持つ名家であり、ワイン商としての長い伝統を持っています。
ウィームス家とウイスキーの関係は、19世紀にジョン・ヘイグが同家の所有地に蒸留所を建てたことから始まりました。現在も、ウィームス家が所有する畑で育てられた大麦が、スコットランド各地の蒸留所で使用されています。
2005年、ウィリアム・ウィームス氏によって正式に設立されたウィームス モルツは、シングルカスクウイスキーのボトリングを開始。ユニークな特徴として、ボトルラベルにはウイスキーのフレーバープロファイルを表現する**キャッチコピー（例：「レモンスモーク」など）**が記載されており、味わいのイメージが直感的に伝わるデザインになっています。
ウィームス モルツは、シングルカスクの個性を大切にしながら、品質の高いウイスキーを提供することで、世界のウイスキー愛好家から高い評価を受けています。

ボウモア 1998-2014 ウィームス モルツ

香り（Nose）
ハチミツを塗った燻製肉のような甘くスモーキーさとスパイスの香り。奥には塩漬けパイナップルや熟れたマンゴー、ほのかなカカオやマツヤニのウッディなニュアンスが広がり、最後にパッションフルーツの爽やかな酸味が顔をのぞかせる。
味わい（Palate）
凝縮した黒スグリの果実味が口いっぱいに広がり、続いてダークチョコレートのビターな甘さと、しっとりとした土っぽいスモークが感じられる。熟したマンゴーやパッションフルーツのフルーティーさに加え、潮風を思わせるほのかな塩気と深煎りコーヒー豆のようなコクがアクセントに。スパイスの主張は控えめながら、しっかりとしたボディが全体を引き締めている。
フィニッシュ（Finish）
スモーキーな余韻が長く続き、ドライなカカオビーンズの苦みがじんわりと残る。モカのようなほろ苦さが、フルーティーな甘みと絶妙なバランスを保ち、飲み終わった後も心地よい満足感が続く。
総評
非常に完成度の高い一本。ボウモアらしい個性をしっかりと感じられ、ボトルネームにある「モカ」の印象がしっかりと表現されている。ビターなニュアンスがありながらも、それが重すぎずフルーティーさと絶妙に調和しています。