バーボンウイスキーの種類が豊富なバー|ブッカーズを銀座で飲むなら世界のお酒を取り揃えるBARWHITEOAK

ブッカーズはアメリカ・ケンタッキー州で造られているプレミアム・バーボンウイスキーです。ジムビーム蒸留所で原酒が作られており、2019年頃からは数量限定商品としてリリースされるようになり、現在のボトルはリリース年を記載するようになっています。

ブッカーズを開発したのはビーム社6代目の「ブッカー・ノウ」。自身で最高傑作と称しています。当初はビーム家が主催したバーベキュー・パーティーの際に振舞っていたのがブッカーズで、あまりにも評判が良かったことから正式に商品化することとなりました。

原酒は６年～８年物を使用。加水・濾過を行わず、本来のバーボンウイスキーの味わいを大切にしています。リリースされた年によって味わいが多少変化しているのも、このバーボンのユニークなところ。飲み比べることができれば、お気に入りのヴィンテージも見つかるかもしれません。（毎年、安定した個性には仕上がっています）

ブッカーズ最大の特徴は、60度を超えるハイプルーフ（高アルコール）であることは間違いありません。ウイスキーの個性は一言でいうと「パワフル」。ただ単にアルコールの刺激が強いのではなく、エレガントで華やかな印象もあります。

アルコール度数が強いから「飲みにくい」のではなく、むしろ逆。アルコール度数が強いからこそ、バーボンの旨味が詰まったおいしさを感じることができ、ハイプルーフでも飲みやすさにつながっています。

香りはバニラ、キャラメルナッツ、ドライレーズン、ドライイチジク、なめし皮、オーク樽。

口に含むと甘くて刺激的。フルーティーでバニラ。徐々にタンニン分を感じ、苦みが広がります。フィニッシュにかけてはドライでフルボディ。力強い割に、余韻はスムース。

アルコール度数による刺激の強さはありますが、飲みなれると心地よく感じることができます。バーボン本来の味わいがダイレクトに伝わってくる感覚です。

初心者向けのウイスキーではありませんが、飲み方次第ではバーボンが初めての方にもおすすめできる１本。ウイスキーに慣れている方は「ストレート」や「ロック」。

アルコールの強さが苦手な方には「ハイボール」「水割り」が良いでしょう。

このウイスキーの飲み方に正解はありません。せっかくの60％超えだから、強いまま飲むのもおすすめですが、ソーダなどで薄めても力強さを失うことはありません。