ウイスキーソサエティが豊富なバー|「SMWS蒸留所コード35.297」を銀座で飲むなら世界のお酒を取り揃えるBARWHITEOAK

「ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティ（SMWS）」とは？
世界で一番最初に創設されたウイスキーの会員制クラブ。 会員にのみウイスキーを販売するボトラーズとなっており、 ソサエティのウイスキーは酒屋やネットショップなどでは購入できません。 基本的に、1樽（シングルカスク）をカスクストレングス（無加水）、ノンチルフィルター（無濾過）でボトリング。 ラベルには蒸留所名の記載はなく、「蒸留所コード（番号）」を読み解くことで知ることができます。

SMWS蒸留所コード35.297（グレンマレイ）53.8%

「SMWS蒸留所コード35.297」はスペイサイドにあるグレンマレイ蒸留所のシングルモルトウイスキー。グレンマレイは「ラベル５」というブレンデッドウイスキーの「キーモルト」に使用されており、この銘柄はフランス国内で非常に人気がある商品であったことも理由となって、2008年にフランス企業「ラ・マルティニケーズ社」に買収されています。現在も同社が経営。オフィシャルラインナップの拡充や、ウイスキーの熟成に「ワイン樽」を用いることで、新しいグレンマレイの個性を生み出しています。

「SMWS蒸留所コード35.297」の熟成樽はエキストラ・バーボンホグスヘッド。仕上げの熟成にはファーストフィルのエキストラ・ペドロヒメネス（PX）・バリック樽を使用。酒齢は14年となっています。

オフィシャルではワイン樽を使用しているグレンマレイですが、このウイスキーは基本となるバーボン樽熟成の後に、最近は定番となっている極甘口シェリーである「PX樽」でフィニッシュしていることから、オフィシャルにはない個性を感じます。

元々おだやかな酒質をもつグレンマレイですが、ソサエティの絶妙な樽熟成によってよりエレガントで華やかな印象を持つ１本です。

香りはレモングラス、ハチミツ、オレンジビターズ、白い花束、バニラ、キャラメル。

口に含むと甘くて柔らかい。中盤以降にモルティーでビター。終盤にはドライにまとまり、華やかでスイート。モルトスナック、メープルシロップ。

53.8度とは思えない程やわらかくてナチュラルに溶け込んでいく印象。バーボン樽とPX樽のバランスがとれており、上品です。グレンマレイが持つ本来の気品のある風味も感じる、完成度の高い１本。

ぜひストレートでお楽しみください。加水用のお水もご用意しております。

※銀座のバーホワイトオークでは、ソサエティのウイスキーを豊富にご用意しております。コード番号によって異なる蒸留所のシングルモルトをお楽しみください。