ウイスキーの種類が豊富なバー|シグナトリーヴィンテージ ボウモア12年を銀座で飲むならBARWHITEOAK

ボウモア蒸留所はスコットランドのアイラ島にあり、創業1779年という長い歴史があります。アイラ島の中心地「ボウモア」の街のシンボル。ウイスキー造りは伝統的な製麦「フロアモルティング」が行われており、今でも原酒の一部は、自家製麦によってつくられた大麦麦芽が使用されています。

ボウモアで使用しているピートは島の中央部の高台に位置する、ボウモア独自のピートボグ（ピートの採掘場）から取り出したもので、同じアイラ島の「ラフロイグ」や「アードベッグ」などとは異なっています。中央部でとれたピートは、麦芽に炊き込んだ際に強いヨード臭や焼け焦げたフレーバーが強くはありません。スモーキーではありますが、やわらかくておだやかな特製をもっており、ボウモアの原酒は熟成樽によって多彩な変化が起こります。バランスのとれたピートスモークは、ボウモア最大の特徴となっています。

「シグナトリーヴィンテージ ボウモア12年」は、ボトラーズ会社「シグナトリー社」のリリースしたボトル。同社の代表的な「シグナトリーヴィンテージ」シリーズの一つ。

ノンチルフィルタード（無濾過）、ノンカラー（無着色）。

※スコッチではカラメル色素によるカラー調整が認められていますが、このウイスキーには添加されていません。

原酒の個性を最大限に発揮した人気シリーズのボウモア12年を、バーホワイトオークでお楽しみください。

オフィシャルボトルとは一味違う、ボウモア12年はいかがでしょうか？

シグナトリーヴィンテージ ボウモア12年は2002年に蒸留、2015年にボトリングした12年熟成。46％に加水調整されています。熟成樽はリフィルシェリーホグスヘッドで、２つの樽をヴァッテッド（ブレンド）しています。

青りんご、アロエ、塩飴、病院の待合室、マンゴー、かき氷のシロップ、子供用風邪薬シロップ、香水。香りは複雑かつ個性的。

口に含むと甘くてまろやか。ピーティーでスモーキ―。白桃、グレナデンシロップ、燻製、ヨードチンキ。フィニッシュにかけてはミディアムボディでドライ。余韻は中程度。ノージングでは感じ取れなかったピーティーさがしっかりと残ります。

リフィルシェリーカスクの熟成は、ボウモアを複雑にします。シェリーの個性が優しいので、ボウモア本来の個性がしっかりと現れており、オフィシャルのボウモア12年とはまるで違った個性です。

アイラ島のシングルモルトのなかでも、ボウモアはやはり特別。熟成によって何が起こるかわからないところが好き。

ストレートでお飲みください。