ウイスキーが豊富なオーセンティックバー|ラフロイグ12年 2005 オールドモルトカスクを銀座で飲むならBARWHITEOAK

ラフロイグ 2005 12Y ハンターレイン オールド・モルト・カスク 20周年記念ボトル FOR JIS
ハンターレイン社の「オールド・モルト・カスク（OMC）」シリーズは通常アルコール度数50%でボトリングされますが、特に優れた個性を持つ逸品を樽出しのまま楽しめるよう、日本限定の「OMC スペシャルカスク」として特別にリリースされています。
昨年、ブランド誕生20周年を迎えたことを記念し、厳選されたスペシャルカスクの中から第1弾「トマーティン」、第2弾「タリスカー」が登場。どちらも大変好評を博しました。そして今回、第3弾として、ハンターレイン社でも特に評価の高い人気銘柄「ラフロイグ」がラインナップに加わりました。
テイスティングノート（輸入元提供）
香り : ソルト、ピート、ヨード
味わい : 海藻、ヨード、塩気のあるピート
フィニッシュ : 適度に続く薬品のニュアンス
シリーズの中でも特別な存在感を放つ、個性的なラフロイグを存分に堪能できる1本です。

ハンターレイン社「オールド・モルト・カスク（OMC）」
「オールド・モルト・カスク（OMC）」は、スコットランドの著名なボトラーであるハンターレイン（Hunter Laing）社が展開するシングルカスク・シリーズの一つです。1998年にリリースされて以来、厳選されたシングルモルトを提供し続けており、特にウイスキー愛好家やコレクターから高い評価を受けています。

特徴とコンセプト
1. シングルカスクのみを使用
OMCシリーズでは、蒸溜所ごとに厳選した**単一の樽（シングルカスク）**からボトリングが行われます。そのため、同じ蒸溜所のウイスキーであっても、樽ごとの個性や熟成環境の影響を色濃く反映した仕上がりになります。
2. ノンチルフィルター & ナチュラルカラー
OMCシリーズのボトリングは**ノンチルフィルター（非冷却濾過）**で行われており、本来の味わいやオイル成分が保持されます。また、カラメル着色を一切行わないナチュラルカラーのため、樽由来の自然な色合いが楽しめます。
3. アルコール度数50%でのボトリング
OMCの特徴的な点として、多くのリリースが**アルコール度数50%**でボトリングされていることが挙げられます。この度数設定は、オリジナルの風味をしっかりと維持しながらも、ストレートや加水での変化を楽しめる絶妙なバランスを意識したものです。
4. スペシャルカスク & カスクストレングス版
特に優れた樽やユニークな個性を持つウイスキーは、**「OMC スペシャルカスク」**としてリリースされることがあります。これは日本市場向けなどの限定品として登場することが多く、より希少価値の高いラインとなっています。また、一部のボトルはカスクストレングス（樽出しそのままの度数）でボトリングされ、より力強い味わいを楽しむことができます。
OMCの歴史と背景
・ダグラス・レイン社からの分離独立
元々、OMCシリーズは「ダグラス・レイン（Douglas Laing）」社のブランドとして展開されていました。しかし、2013年にダグラス・レイン社がスチュワート・レイン（Stewart Laing）氏とその息子たちが率いる「ハンターレイン」へと分裂した際、OMCはハンターレイン社に引き継がれました。
ハンターレイン社は創業以来、OMCシリーズをより洗練された形で継続し、世界各国のウイスキー市場で高い人気を誇るブランドとして確立しています。
代表的なOMCリリースの例
OMCシリーズでは、アイラ、ハイランド、スペイサイド、ローランド、キャンベルタウンといった様々な地域の蒸溜所からボトリングが行われています。代表的なリリースには以下のようなものがあります。
・アイラモルト
ラフロイグ 12年 OMC スペシャルカスク（カスクストレングス）
ボウモア 21年 OMC
・ハイランドモルト
クライヌリッシュ 18年 OMC
グレンギリー 25年 OMC
・スペイサイドモルト
マッカラン 25年 OMC
ベンリアック 22年 OMC
これらは一例に過ぎず、OMCシリーズでは年々新しいリリースが登場し、ファンを魅了し続けています。