ウイスキーソサエティの長期熟成|SMWS 39.126（リンクウッド29年）を銀座のバーで飲むならBARWHITEOAK

「ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティ（SMWS）」とは？
世界で一番最初に創設されたウイスキーの会員制クラブ。 会員にのみウイスキーを販売するボトラーズとなっており、 ソサエティのウイスキーは酒屋やネットショップなどでは購入できません。 基本的に、1樽（シングルカスク）をカスクストレングス（無加水）、ノンチルフィルター（無濾過）でボトリング。 ラベルには蒸留所名の記載はなく、「蒸留所コード（番号）」を読み解くことで知ることができます

リンクウッド　Linkwoodとは？

リンクウッド蒸留所 － Linkwood DISTILLERY
地域: スペイサイド
創設年: 1821年
所有者: ディアジオ社
蒸留器: ポットスチル3基、カラムスチル3基
原料水: ミルビュイズ湖近くの泉
年間生産量: 560万リットル
ブレンド銘柄: ジョニーウォーカー、ホワイトホースなど

リンクウッド蒸留所は、エルギンのシーフィールド領にあった貴族の邸宅「リンクウッド」から名付けられました。エルギンはマレイ州の中心地であり、古くから羊毛産業やウイスキー、商業で栄える町です。リンクウッドはジョニーウォーカーやホワイトホースの原酒用に使われ、特に高い評価を受けています。生産量の99%がこれらのブレンデッドウイスキーのキーモルトとして使われています。シングルモルトとしては希少で、有名なのは「花と動物シリーズ」の12年物です。所有者はディアジオ社で、他の蒸留所と同様、リンクウッドもシングルモルト市場での存在感は小さいです。

Linkwood 1986 SMWS 39.126　Smooth as silk　シルクのように滑らか
蒸留所：リンクウッド
ビンテージ：1986 年 12 月 18 日
瓶詰め：2016年
年数：29年
カスクタイプ：

リフィル・バーボンホグスヘッドで28年間熟成させた後、

セカンドフィルのソーテルヌ・ホグスヘッドで１年熟成。
ボトリング数：132

アルコール度数：41.7 %

日本市場向けにリリースされた長期熟成ボトル。

2016年に発売されあっという間に完売しています。

およそ30年近い熟成期間を経たシングルモルトウイスキーは、ソサエティに限らず非常に貴重な存在です。

自然に41.7％まで落ちたアルコールは、きめが細かく繊細なタッチ。

長期熟成でしか味わえない奥深さと心地よい余韻。

フィニッシュにソーテルヌワインカスクを使用することで、さらに複雑で飲みごたえのあるバランスに整えられています。

バーホワイトオークでソサエティの長期熟成ウイスキーをぜひお楽しみください♪

SMWSの公式テイスティングノート（和訳）
私たちは、レディの革製ハンドバッグをくまなく調べ、古風な香水、ピンクグレープフルーツの香りのフェイスワイプ、バニラバタービスケット、メントール入りのタバコを見つけました。ストレートでの味わいは、手作りの美味しいクレーム・ド・カシスのように柔らかく甘く、スターアニスの繊細なスパイシーさがありました。薄めると、穏やかなジンジャーケーキとさわやかなレモンポセットに変わり、砂糖がかかったアーモンドのショートブレッドが感じられます。口に含むと、なめらかでシルキーな質感で、トムヤムスープからのスパイスのニュアンスが感じられます。28年間、エクスバーボンリフィルホグスヘッドで熟成した後、このウイスキーは残りの熟成期間をソーテルヌの樽に直接移しました。