ウイスキーの種類が豊富なバー|クラガンモア ディスティラーズエディション2020を銀座で飲むならBARWHITEOAK

クラガンモアはスコットランド・スペイサイドで造られているシングルモルトウイスキー。ブレンデッドウイスキー「オールドパー」の原酒に使用されており、柔らかくて優しい味わいが特徴的です。スペイサイドの中でも気品を感じる華やかさがあり、多くのモルトファンを虜にしています。

クラガンモア蒸留所の創業は1869年。生産量は年間220万ℓ。ほとんどがオールドパーにブレンドされているため、シングルモルトとしての出荷量は決して多くないものの、定番ボトルであるクラガンモア12年は高い人気を誇っています。オフィシャルボトルからの限定品や長期熟成のリリースも少なく、ボトラーズでもあまり出回っていません。

バーホワイトオークではオフィシャルボトルの「クラガンモア ディスティラーズエディション2020」をご用意しております。定番のクラガンモア12年との飲み比べや、ボトラーズからリリースされた希少なボトルもございますのでぜひご利用ください。銀座のウイスキーバーとしてふさわしい、豊富なラインナップを皆様に楽しんで頂ければ幸いです。

ルビーポートワインで後熟を施しているクラガンモアの12年物。2008年蒸留2020年ボトリング。スコッチでは通常バーボン樽やシェリー樽を使用することが多いのですが、クラガンモア ディスティラーズエディション2020はルビーポートワインの空き樽で仕上げの熟成を行うことで、クラガンモアの持つフルーティーさやモルティーな風味、かすかに感じるピート香に深みを与えてくれます。

ルビーポートはポートワインの中でも酸化熟成を穏やかにしているタイプなので、シェリー樽とスティルワイン（辛口のワイン）樽の中間のような性質をもっています。クラガンモアのような繊細なスペイサイドモルトでも、極端に風味を変えることなく、蒸留所本来の個性を残しつつ、ウイスキーに複雑さを与えてくれます。

テイスティングノート

香りは洋梨、青りんご、タブレットガム、エールビール、ライチ、グレープフルーツ。

口に含むと甘くてしっかりとしています。ミディアムボディで中盤以降にドライ。ポートワイン樽のタンニン分とフルーティーさを感じます。フィニッシュにかけてもドライで少しビター。余韻は中程度。

オフィシャル12年よりもドライでビター。ポートワイン樽のフィニッシュが効いています。飲みごたえはありますが、クラガンモアらしいかと言えばまた別物です。

飲み方はストレートよりも、ロックや水割りのほうが良さを活かせると思います。