ウイスキーの種類が豊富なバー|三郎丸蒸留所 ブレンデッドモルトウイスキーを銀座で飲むならBARWHITEOAK

三郎丸蒸留所直営店「令和蔵」 にて蒸留所限定されているウイスキー。

「三郎丸蒸留所」は、富山県砺波市に所在し、1952年に創業された北陸にある蒸留所です。ウイスキー製造免許を取得し、冬には日本酒を仕込み、夏にのみウイスキーを蒸留しています。年間200仕込みを行っており、今後は300仕込みを計画しています。蒸留所はスモーキーなウイスキーにこだわり、アイラピーテッドモルトや富山県産ピーテッド麦芽などを使用しています。冷却濾過や着色を一切行わず、自然の風味を生かすことが特徴です。

蒸留所の重要な特徴として、2018年には最新のマッシュタンを導入し、2019年には地元企業と協力して鋳造製のポッドスチル「ZEMON（ゼモン）」を開発しました。さらに、2020年には木桶の発酵槽を1基導入しました。これらの取り組みにより、三郎丸蒸留所は世界初の鋳造製ポッドスチルを採用するなど、他の蒸留所との大きな違いを持っています。

☆三郎丸蒸留所 ブレンデッドモルトウイスキー Batch.1　46%

香りはオレンジ、レモンキャンディー、べっ甲飴、洗濯洗剤、燻煙、マドレーヌ。
スモーキ―な香りの中に、フルーツやお菓子のような甘いアロマが見え隠れしています。

口に含むとスモーキーでドライ。
徐々に甘さとフルーティーさ。ミディアムライトボディ。
中盤以降もスモーキー。フィニッシュにかけては落ち着き、さっぱりとした印象。
スポンジケーキ、石膏、ヨードチンキ、かすかに消毒液。

「三郎丸蒸留所のモルト原酒も入っている」とは言うものの、
販売価格から考慮すると、実際はスコッチのモルトウイスキーが主体であることに間違いありません。
どこの蒸留所のモルト原酒かは不明ですが、それはさておきクオリティの高いブレンデッドモルトだと思います。

スモーキ―タイプのブレンデッドモルトで有名なのが「ビッグピート」。
「三郎丸蒸留所 ブレンデッドモルトウイスキー」はビッグピートほどのクセはありませんが、
ピートスモークと清涼感のあるフルーティーさと樽香を感じることができ、
モルトウイスキーとしてのバランスはこちらの方が優れています。

おすすめの飲み方はハイボールかロック。
ストレートでも最後まで飽きることなく楽しめます。