宮城峡の飲み比べセットでテイスティング！ジャパニーズウイスキーの種類が豊富な銀座のバー｜BARWHITEOAK

シングルモルト宮城峡の４種類を飲み比べ！
セット内容

・シングルモルト宮城峡

・宮城峡フルーティー＆リッチ

・宮城峡モルティ&ソフト

・宮城峡シェリー＆スイート

全て15mlで提供。2025年6月時点での価格。最新価格はお問合せ下さい。

※別途チャージ料1100円を頂戴しております。

シングルモルト宮城峡は、北海道・余市に続くニッカの第二蒸溜所として、1969年に宮城県仙台市近郊の森と清流に囲まれた土地に設立されました。創業者・竹鶴政孝は、余市とは対照的に「華やかで繊細な味わい」を目指して蒸溜所を構え、低温・間接蒸気蒸溜による独自の個性を追求しました 。
宮城峡で使用される仕込み水は、新川・広瀬川の伏流水で、硬度が低く非常にピュア。これが華やかでクリアな原酒を支える要素となり、その蒸溜工程はスチーム加熱でゆっくりと進行することで、フローラルでエレガント、果実の香りが際立つスタイルを醸しています 。

シングルモルト宮城峡は、ニッカの洋酒醸造哲学を体現する傑作です。森と清流のイメージを思わせるクリアで華やかな香りと、軽やかで飲みやすい味わいが、多くの飲み手に支持されています。余市の重厚モルトとの差別化が明確で、日本のウイスキー全体の幅広さを象徴する存在と言えるでしょう。

宮城峡 フルーティ＆リッチ（55％）
特徴はその名の通り、華やかさと力強い甘さ。ストレートではアンズやメロン、バナナ、桃といったリッチなフルーツ香が豊かに広がり、味わいにも同様の果実味に加え、ほのかな樽の焦げやビターさが顔を覗かせます。口当たりはとろみがあり、余韻はドライで引き締まった後味に。トワイスアップやロックにすると、おだやかで十分にバランスが整い、ソーダ割りでは柑橘の爽やかさが開きます。55％の高アルコールながら、芯のある味わいを楽しめる一本です。

宮城峡 モルティ＆ソフト【55％】
（別名モルティ＆ソフトとも）こちらはナチュラルでまろやかな麦芽の香りが印象的。カスタードやコーヒー、マンゴープリンのようなクリーミーさに、バニラやキャラメルの優しい甘みが調和します。ボディは軽やかながら、ほど良いアルコール感と心地良い余韻を保ち、フルーティ＆リッチよりもさらに「ソフトで飲みやすい」方向性。ストレートでも加水しても安定の美味しさがあり、個人的にも人気が高い組成で、初心者にもおすすめできる一本です。

宮城峡 シェリー＆スイート（55％）
シェリー樽由来の濃厚なドライフルーツ感が魅力。プルーン、イチジク、レーズンといった重厚な甘さが際立ち、香りはべっこう飴やカラメルのような甘みを帯びつつ、硫黄（サルファリー）由来のニュアンスがアクセントとして効いています。味わいはリッチでパンチがあり、タンニンやビターが長く続く確かな余韻。トワイスアップで甘みが引き立ち、ロックやハイボールにすると好みが分かれることもありますが、シェリー原酒の存在感が好きな人にはたまらない一本です。

明るく華やかで甘さ強めなのは「フルーティ＆リッチ」
ナチュラルで穏やかな麦芽香と飲みやすさ重視なら「モルティ＆ソフト（ウッディ＆メロウ）」
濃厚なシェリー＆ドライフルーツ系をじっくり味わいたい方向けが「シェリー＆スイート」
いずれも55％の高アルコール仕様で、トワイスアップ・ロック・ハイボールのどの飲み方でも違った風味を楽しめるバリエーション豊かなシリーズ。ご自身の味の好みや飲み方に合わせてセレクトすると、より宮城峡の幅広い魅力に触れられます。