【スカイ島とは?】ウイスキーの種類が豊富な銀座のオーセンティックバー|BARWHITEOAK
「定番のボトルからボトラーズ、オールドボトル、閉鎖蒸留所などが楽しめるウイスキーバー」として東京・銀座で好評です。スコッチウイスキーのメニューが豊富で、その他ジャパニーズウイスキーも豊富にご用意しております。「少しずつ飲み比べをしたい!」「高級ウイスキーをハーフショットで飲みたい!」「ポートエレンやローズバンクなどの閉鎖蒸留所が飲みたい!」「海外からのお客様に国産ウイスキーを飲ませたい!」といったご要望にもお応え致します。
落ち着きのあるおしゃれな銀座のバーですので、お一人さまはもちろん、デート、接待、二次会など様々なシーンでご利用いただけます。
カウンター7席。2名様用テーブル席と半個室もございます。
BAR WHITE OAK のこだわり
【スカイ島とは?】ウイスキーの種類が豊富な銀座のオーセンティックバー|BARWHITEOAK
スカイ島(Isle of Skye)とは?
スコットランドの西海岸に位置する**スカイ島(Isle of Skye)**は、ヘブリディーズ諸島の中で最も大きく、壮大な自然景観と長い歴史を誇る島です。ウイスキー愛好家にとっては、**タリスカー蒸溜所(Talisker Distillery)**の本拠地として知られていますが、それだけでなく、島の独特な地質、気候、文化がウイスキーの味わいにどのように影響を与えているのかを深く掘り下げていきます。
1. スカイ島の地理と気候:ウイスキーへの影響
スカイ島は、スコットランド本土のハイランド地方の北西部に位置し、インナー・ヘブリディーズ諸島(Inner Hebrides)の一部を形成しています。面積は約1,656㎢で、スコットランドの島々の中でも比較的大きな島です。
この島の地理と気候は、ウイスキーの味わいに深い影響を与えています。
1-1. 火山性地質と水質の関係
スカイ島の地質は、火山活動と氷河の影響によって形成された複雑な地形を持っています。特に、**クイリン山脈(The Cuillin)**は、火山性の玄武岩や閃緑岩で構成されており、島全体に独特な水質をもたらしています。
この水質は、ウイスキーの発酵や仕込み水に使用され、わずかにミネラル感がありながらも、柔らかくクリアな仕上がりを生み出します。この点が、スカイ島のウイスキーの「力強さの中に繊細さを持つ」と評価される一因となっています。
1-2. 厳しい海洋性気候と熟成
スカイ島の気候は、**海洋性気候(Maritime Climate)**に分類され、年間を通じて雨量が多く、風も非常に強い地域です。特に、北大西洋から吹き付ける潮風は、ウイスキーの熟成に影響を与えます。
✔ 熟成樽が潮風の影響を受ける → 「わずかに塩味を感じるフレーバー」が生まれる
✔ 温度変化が緩やか → ウイスキーがゆっくりと熟成し、より滑らかでバランスの取れた風味に
タリスカーのウイスキーが「スパイシーさと潮気を併せ持つ」と言われるのは、この厳しい気候が大きく関与しています。
2. スカイ島のウイスキー:タリスカーの独自性
2-1. タリスカー蒸溜所(Talisker Distillery)
スカイ島にある代表的な蒸溜所がタリスカー(1830年創業)です。
創業者のヒューとケネス・マカスキル兄弟によって設立され、19世紀から現在に至るまで、スコッチウイスキーの重要なブランドのひとつとして認知されています。
特徴的な製法とフレーバープロファイル
ピーテッド麦芽の使用:
アイラモルトほど強烈ではないが、スモーキーさとヨード香を持つ
アイランズモルトの中では比較的スモーキーな部類
独特な蒸溜器(ウォームタブ・コンデンサー):
タリスカーは通常のコンデンサー(冷却装置)ではなくウォームタブ方式を採用
これにより、ヘビリー・ボディでありながらフルーティーなニュアンスを生み出す
潮風の影響:
熟成中に樽が潮風を浴びるため、塩っぽい風味が加わる
「タリスカーのスパイシーさ」:
ブラックペッパーのようなピリッとしたスパイス感が特徴
これはワームタブと独特な発酵プロセスによるもの
代表的なラインナップには、以下のものがあります。
タリスカー 10年:スモーキー&スパイシー、アイランズモルトの代表格
タリスカー 18年:より円熟したフルボディ、スパイスとフルーツの絶妙なバランス
タリスカー スカイ(Skye):よりマイルドで飲みやすい、初心者向けの一本
3. スカイ島とアイラ島の違い:ウイスキーの観点から比較
スカイ島のタリスカーは、アイラ島のラフロイグやアードベッグとしばしば比較されますが、両者には明確な違いがあります。
特徴 スカイ島(タリスカー) アイラ島(ラフロイグ・アードベッグなど)
スモーキーさ ミディアム~ヘビーピート ヘビーピート(強烈なスモーク)
塩気 潮風の影響でわずかに感じる より強いヨード香(海藻・薬品のニュアンス)
スパイシーさ ブラックペッパーのような刺激 スモーク主体でスパイス感は控えめ
フルーティーさ 柑橘系のフレッシュな要素あり ダークフルーツやドライフルーツ寄り
このように、スカイ島のウイスキーは、スモーキーさとスパイシーさ、海の影響がバランスよく融合した独特の個性を持っています。
【スカイ島とは?】ウイスキーの種類が豊富な銀座のオーセンティックバー|BARWHITEOAK
トルベイグ蒸溜所(Torabhaig Distillery)
— スカイ島の新たなウイスキーの旗手
スカイ島といえば、長らくタリスカー蒸溜所が唯一のウイスキー蒸溜所として知られていました。しかし、2017年に**トルベイグ蒸溜所(Torabhaig Distillery)**が操業を開始し、スカイ島に新たなウイスキーの息吹を吹き込んでいます。
本記事では、トルベイグ蒸溜所の歴史、製法の特徴、そしてウイスキーの味わいについて詳しく解説します
。
1. トルベイグ蒸溜所の歴史と背景
トルベイグ蒸溜所は、2017年にスカイ島の南東部、スレット半島(Sleat Peninsula)に設立されました。蒸溜所の建物は、もともと19世紀の古い農場の跡地に建てられており、歴史ある石造りの建築がそのまま活用されています。このプロジェクトは、スコットランドの独立系ボトラーであるMossburn Distillers(モスバーン・ディスティラーズ)によって推進されました。
スカイ島で新たな蒸溜所が誕生するのは、1830年のタリスカー創業以来、実に約190年ぶりのことでした。これにより、スカイ島は単なる「タリスカーの島」ではなく、多様なウイスキーを生み出す地へと進化しつつあります。
2. トルベイグ蒸溜所の製法と特徴
2-1. 「ウェル・テンパード・ピーテッド・モルト」
トルベイグのウイスキーは、「Well Tempered Peat(ウェル・テンパード・ピート)」というコンセプトを掲げています。これは、単にスモーキーなだけでなく、ピートのニュアンスをより洗練させ、バランスの取れた味わいを追求するという哲学です。
使用する麦芽は、フェノール値が**55ppm(パーツ・パー・ミリオン)**前後と、比較的ピーティーなものが選ばれています。これはアイラ島のラフロイグやアードベッグと同程度の数値ですが、トルベイグでは熟成や蒸溜工程でスモーキーさを丸みのある味わいに仕上げています。
2-2. スカイ島の水を活用
仕込み水には、スカイ島の天然の湧水が使用されています。タリスカー蒸溜所の水と同様に、島の火山性地質によってミネラルを含んだ水質となっており、これがウイスキーの骨格に影響を与えています。
2-3. 伝統的な銅製ポットスチルを採用
トルベイグ蒸溜所には、2基の銅製ポットスチルが設置されています。蒸溜は小規模ながらも丁寧に行われ、よりニュアンスのあるフレーバーが引き出されるよう設計されています。
また、熟成にはアメリカンオークのバーボン樽を主に使用し、一部シェリー樽での熟成も試みられています。これにより、スモーキーさの中に甘みやスパイシーさが加わった複雑な味わいが実現されています。
お急ぎの場合は電話窓口まで、
お気軽にお問い合わせください。
日曜日 16:00〜23:00(L.O.23:00)
毎週月曜定休
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BARWHITEOAK
| 住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座8-7-7 中央林ビル302 Google MAPで確認する |
|---|---|
| 電話番号 |
03-3572-6088 |
| 営業時間 | 火~土 18:00〜3:00[L.O.2:00] 日曜日 16:00〜24:00[L.O.23:00] |
| 定休日 | 毎週月曜定休 |
| 最寄り | 銀座駅より徒歩6分 新橋駅より徒歩3分 |
HP |
日曜日も営業している銀座のバー BARWHITEOAK。ホワイトオークとは「ナラの木」のことを指し、ウイスキーやワインの熟成に欠かせない木材として知られています。このナラの木のようにお客様にとって、心癒される場所でありたいという気持ちを店名に込めています。
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