ウイスキーの種類が豊富なバー|イチローズモルト＆グレーン クラシカルエディションを銀座で飲むならBARWHITEOAK

株式会社ベンチャーウイスキーが手掛ける「イチローズモルト」とは、埼玉県秩父市で造られている、創業者の肥土伊知郎の名を冠したウイスキーブランド。イチローズモルトは「ジャパニーズウイスキー」と、秩父蒸留所のモルトウイスキーに海外原酒をブレンドした「ワールドブレンデッド」の２種類に分かれます。

日本にはジャパニーズウイスキーの明確な定義がありませんが、世界基準で捉えると、他国の原酒が混ざっているものは、その国のウイスキーと認めない傾向にあります。

秩父蒸留所では、海外原酒を自らの手で熟成することにこだわっており、様々な種類の樽を用いて多様なウイスキーを生み出し、秩父のシングルモルトとブレンドして商品を造っています。

バーホワイトオークでは、銀座のウイスキーバーとしてイチローズモルトをしっかりとご用意しております。気になる銘柄をお選びください。飲み比べると違いがはっきりとわかります。

「イチローズモルト＆グレーン リミテッドエディション」は、2021年に新登場した定番シリーズ。「イチローズモルト＆グレーン（ホワイトラベル）」の上位版としてリリースされており、５大ウイスキーをブレンドしたワールドブレンデッドウイスキーです。

同じワールドブレンドである「イチローズモルト＆グレーン クラシカルエディション」との違いは、創業時より熟成させてきた 原酒をキーモルトに使用している所。

配合比率などは非公開なので、どういった部分が違うのかはっきりとしていませんが、クラシカルエディションとリミテッドエディションは、明らかに異なるブレンドが施されているのは、並行テイスティングをすると分かります。

グレーンウイスキーも恐らく入っており、ブレンデッドウイスキーとしてのバランスのとれた味わい。モルト原酒の力強さもしっかりと感じることができ、ブレンデッドでありながらモルトウイスキーのようにストレートで愉しむのも推奨できる味わいです。

テイスティングコメント

バニラ、マスカット、桃、アップルミント、アプリコットのドライフルーツ。

口に含むと甘みが強くてしっかりとしています。アルコールの苦みが徐々にたっていき、中盤以降にドライ。ミディアムボディ。余韻の樽香とフルーティーさはバランスがよく、ブレンデッドウイスキーの割には飲みごたえがあります。

華やかさとウイスキーに厚みも感じるのは、やはりモルト原酒が多いからでしょうか。クラシカルエディションよりも個性があります。

ストレート、ロック、ハイボール、水割り。どんな飲み方でも美味しく飲めます。トワイスアップもおすすめ。甘みがあるので、ストレートから加水で変化させて愉しむのが一番良いかもしれません。