ウイスキーの種類が豊富なバー|イチローズモルト ダブルディスティラリーズを銀座で飲むならBARWHITEOAK

株式会社ベンチャーウイスキーが手掛ける「イチローズモルト」とは、埼玉県秩父市で造られている、創業者の肥土伊知郎の名を冠したウイスキーブランド。イチローズモルトは「ジャパニーズウイスキー」と、秩父蒸留所のモルトウイスキーに海外原酒をブレンドした「ワールドブレンデッド」の２種類に分かれます。

日本にはジャパニーズウイスキーの明確な定義がありませんが、世界基準で捉えると、他国の原酒が混ざっているものは、その国のウイスキーと認めない傾向にあります。

秩父蒸留所では、海外原酒を自らの手で熟成することにこだわっており、様々な種類の樽を用いて多様なウイスキーを生み出し、秩父のシングルモルトとブレンドして商品を造っています。

「イチローズモルト ダブルディスティラリーズ」（通称DD）は、秩父蒸留所と閉鎖した羽生蒸留所のモルト原酒をブレンドした、ジャパニーズブレンデッドモルトウイスキー。リーフシリーズの中でも（特別な物を除けば）唯一の純粋な国産ウイスキーとなっています。

バーホワイトオークでは、銀座のウイスキーバーとしてイチローズモルトをしっかりとご用意しております。気になる銘柄をお選びください。飲み比べると違いがはっきりとわかります。

「イチローズモルト ダブルディスティラリーズ（DD）」は２つの蒸留所のモルト原酒をブレンドしたウイスキーです。

一つは秩父蒸留所。もう一つは閉鎖した羽生蒸留所（旧羽生蒸留所）。羽生蒸留所は2000年に閉鎖してからすでに20年以上経過しているため、原酒は底をつきかけていると考えられるので、イチローズモルト ダブルディスティラリーズに使用されている原酒は、ほとんどが秩父蒸留所で造られたものと言ってもいいでしょう。

リーフシリーズの定番モルトブレンデッドウイスキーには、「DD」の他に「ミズナラウッドリザーブ」と「ワインウッドリザーブ」がありますが、どちらも海外原酒をブレンドしたものとなっており、純国産原酒で構成されたジャパニーズウイスキーは、イチローズモルト ダブルディスティラリーズのみとなっています。

香りはハチミツ、メープルシロップ、アーモンド、洋梨、青りんご、レモングラス、金平糖。

口に含むと甘くてソフト。中盤からはドライで華やか。かすかにピートを感じ、心地よく広がっていきます。フィニッシュにかけてはスッキリとした印象。余韻は中程度。

「ほほ秩父蒸留のシングルモルト」とも言えるイチローズモルト ダブルディスティラリーズですが、ノンエイジながらよくできたウイスキーです。

スペイサイドやハイランドのフルーティーでドライなモルトウイスキーのよう。

酒齢の若いモルト原酒で構成されていると思いますが、「未熟さ」を感じさせない完成度。

ストレートかロックでお飲みください。