ウイスキーが豊富なバー|イチローズモルト 秩父9年 ヴァージンオーク サロンドシマジを銀座で飲むならBARWHITEOAK

元週間プレイボーイの編集長の島地さんのお店、西麻布のBAR「サロン・ド・シマジ」のプライベートボトリング。

中身は秩父蒸溜所の９年物。珍しく、新樽（ヴァージンオークホグスヘッド）での熟成になります。

イチローズモルトは、埼玉県秩父市にある株式会社ベンチャーウイスキーによって製造・販売されるウイスキーです。創業者の肥土伊知郎氏は、父が経営していた東亜酒造が売却され、ウイスキー造りの撤退と約4000樽の原酒廃棄を条件として突きつけられました。しかし、肥土氏はこれを拒否し、福島県の笹の川酒造に原酒を預かってもらうことに成功しました。

2004年9月にベンチャーウイスキー社を立ち上げ、2007年に秩父市に新蒸溜所を設立しました。肥土氏はスコットランドに視察に行き、ポットスチルを直接輸入し、発酵槽には「ミズナラ」を使用するなど、独自の製法にこだわっています。

ベンチャーウイスキーは、大手企業と比べて小規模ながらも、自然に恵まれた風土と独自の製法で最高級のウイスキーを造り、世界から注目されています。

秩父蒸溜所

「サロン ド シマジ - イチローズ モルト 9年 2015 ヴァージン オーク」
Salon de SHIMAJI - Ichiro’s Malt 9 YEARS 2015 VIRGIN OAK
アルコール度数 : 61%

香りはバニラ、メロン、白桃、アプリコット、イチゴのジャム、洋梨のコンポート、キャラメル、グレナデンシロップ。バーボンウイスキーのような力強くて芳醇なアロマ。

口に含むと甘くてフルボディ。中盤以降はややオイリーでエステリー。

余韻は樽香が長く続き、柑橘、甘いフルーツ香、焼き菓子のようなニュアンスが続きます。

加水後は少しまろやかになりますが、それでもハツラツとしいます。

加水前は長期熟成のグレーンウイスキーや、バーボンウイスキーのようなバランスですが、加水後にはモルトウイスキーらしさも生まれます。

ストレートで加水をしながら…

贅沢にオンザロックで飲むのも悪くありません。