ウイスキーの種類が豊富なバー|ロイヤルブラックラ16年 2007『ベルセルク』を銀座で飲むならBARWHITEOAK

『ベルセルク』ラベル・ウイスキー／ロイヤルブラックラ2007
総本数283本。700ml。熟成年数16年。アルコール度数52.2％。

ウイスキー評論家・山岡秀雄が選んだ「ロイヤルブラックラ2007」は、スコットランド・ハイランド地区の名門蒸留所、ロイヤルブラックラで生まれたシングルモルトです。
ロイヤルブラックラ蒸留所は1812年創業の歴史ある蒸留所で、スコットランドでも最も古い蒸留所のひとつ。ブレンデッドウイスキー「デュワーズ」のキーモルトとしても知られ、世界中で親しまれています。
「ロイヤルブラックラ2007」は、穏やかに広がる甘さとモルティーな香りが特徴。口に含むと、フルーティーな味わいが広がり、次第にスパイシーな刺激が感じられます。フィニッシュは長く続き、温かみのある余韻を楽しめる逸品です。

ロイヤルブラックラ蒸溜所は、1812年にスコットランド・ハイランド地方で創業した、歴史ある蒸溜所のひとつです。1835年にはウィリアム4世から王室御用達（ロイヤルワラント）を授かり、「ロイヤル」の称号を与えられた数少ない蒸溜所として知られています。

『ベルセルク』とは？
『ベルセルク』（BERSERK）は、三浦建太郎によるダークファンタジー漫画で、1989年から2021年にかけて連載されました。壮絶な戦いや深い人間ドラマ、独特の世界観で世界中に多くのファンを持つ作品です。
三浦建太郎の死去後も、彼の親友である森恒二（『ホーリーランド』『無法島』）の監修のもと、三浦が生前に遺したプロットを基に連載が続けられています。
物語の概要
〈第一部：黒い剣士編〉
主人公のガッツは、巨大な大剣「ドラゴンスレイヤー」を振るう寡黙な戦士。「黒い剣士」として魔物（使徒）を狩りながら旅を続けています。物語は、彼の壮絶な過去を回想する形で進んでいきます。
〈第二部：黄金時代編〉
ガッツの過去が描かれるエピソード。幼少期から戦場で育った彼は、傭兵団**「鷹の団」のリーダーであるグリフィス**と出会い、そのカリスマ性に惹かれて団の一員となります。グリフィスの野望のために数々の戦を戦い抜くガッツですが、やがて彼の生き方に疑問を抱き、団を去ることを決意。しかし、その決断が悲劇を招きます。
〈第三部以降：断罪篇・千年帝国の鷹篇・幻造世界篇〉
グリフィスが邪悪な力を手に入れ、かつての仲間を捧げて使徒（超常の存在）へと変貌。**「蝕」と呼ばれる恐怖の儀式によって、鷹の団は壊滅し、ガッツと恋人キャスカは壮絶な運命を背負うことになります。以降、ガッツは「復讐」と「守るべき者」**の間で葛藤しながら旅を続けます。
主な登場人物
ガッツ（Guts）
本作の主人公。超人的な剣技を持ち、巨大な剣「ドラゴンスレイヤー」を操る戦士。
幼少期から戦場で生き、鷹の団でグリフィスと出会い友情を築くが、壮絶な運命に翻弄される。
右腕を失い、義手の大砲を装備。魔を討つための「狂戦士の甲冑」を身につける。
グリフィス（Griffith）
傭兵団「鷹の団」のカリスマ的リーダー。端正な容姿と天才的な戦術眼を持つ。
「夢」のためには何でも犠牲にする覚悟を持ち、後に使徒として覚醒し、**「光の鷹」**と称される。
神の手「フェムト」となり、世界を変革する存在へ。
キャスカ（Casca）
鷹の団の女性剣士で、ガッツと強い絆を持つ。
グリフィスに忠誠を誓っていたが、やがてガッツへの想いが芽生える。
「蝕」の後に心を失い、戦えない状態に。物語の後半で徐々に回復の兆しを見せる。
パック（Puck）
妖精（エルフ）で、ガッツと行動を共にするマスコット的存在。
天真爛漫でギャグ要員だが、回復魔法が使える。
ファルネーゼ、セルピコ、イシドロ
ガッツと旅を共にする仲間たち。それぞれの成長と絆が描かれる。
『ベルセルク』の魅力
1. 圧倒的な画力とダークファンタジーの世界観
三浦建太郎の緻密な描き込みと、リアルな戦闘描写が圧巻。
中世ヨーロッパ風の世界観に、クトゥルフ神話や北欧神話の要素を融合。
2. 壮絶なストーリーと人間ドラマ
ガッツとグリフィスの関係を軸に、**「夢」「友情」「裏切り」「復讐」**といったテーマが深く描かれる。
ダークで重厚なストーリーながら、希望や絆も描かれる。
3. 哲学的なテーマ
**「人は何のために戦うのか？」**という問いが全編にわたって描かれる。
宗教、運命、自由といった深いテーマが絡み合う。
『ベルセルク』の影響と評価
1. 世界中の作品に影響を与えた
ゲーム：「ダークソウル」「エルデンリング」「ファイナルファンタジー」などに影響を与えた。
漫画・アニメ：「進撃の巨人」「鬼滅の刃」「呪術廻戦」などの作品にも影響が見られる。
2. 未完の名作
2021年、作者の三浦建太郎が急逝。連載は一時中断したが、親友・森恒二の監修で再開。
ファンの間では「三浦の遺した構想がどのように完結するのか」に注目が集まっている。