ジャパニーズウイスキーの種類が豊富なバー|富士御殿場蒸溜所 シングルカスク モルトを銀座で飲むならBARWHITEOAK

概要と歴史
富士御殿場蒸溜所は1973年に操業を開始した、日本を代表するウイスキー蒸溜所です。キリンディスティラリーが所有・運営しており、静岡県御殿場市の富士山麓に位置します。モルトとグレーンの両方を製造する複合型蒸溜所で、仕込みからボトリングまで一貫して行う点が特徴です。
設立当初はキリンビール、シーグラム社、シーバスブラザーズ社の三社合弁で設立されました。
原料と水質
仕込水は地下100メートルの深井戸から汲み上げた軟水で、富士山の伏流水を使用しています。原料としては、モルトにはスコットランド産大麦、グレーンウイスキーにはアメリカ産やカナダ産のトウモロコシやライ麦が使用されます。
製造設備と工程
モルト用のポットスチルが６基、グレーン用のマルチカラム蒸留器が4塔、さらにバーボン製造用のビアカラム1塔、ダブラーやケトルも備えています。発酵槽にはステンレス製に加え木桶発酵槽も導入されており、多彩な原酒製造が可能です。熟成庫は高層ラック式が4棟、ダンネージ式が1棟あり、合計で約13万樽を貯蔵できます。
主な銘柄と特徴
富士山麓 樽熟原酒50°：清冽な香りと味わいが特徴の代表的な銘柄。
キリンウイスキー 陸：フルーティーで味わい深く、ハイボールやストレートに適する。
キリンウイスキー 富士：国内外に向けて高品質なジャパニーズウイスキーを発信することを目的に開発。
見学と体験
2021年にリニューアルされた見学ツアーでは、蒸留器や木桶発酵槽などの設備を見学でき、テイスティング体験も可能です。
アクセス
所在地は静岡県御殿場市柴怒田970番地。東京から車で約1時間半、JR御殿場駅からは無料シャトルバスも運行されています。
富士御殿場蒸溜所は、自然の恵みと先進的な技術を融合させ、品質の高いウイスキーを生産し続けています。その歴史と技術は、ジャパニーズウイスキーの発展に大きく貢献しています。

富士御殿場蒸溜所のモルトウイスキーは、富士山麓の軟水、ポットスチル特有の蒸留法、木桶発酵槽の導入、高層熟成庫の温度変化管理といった特徴的な工程により、フルーティーで透明感のあるジャパニーズモルトに仕上がるのが最大の魅力です。

☆富士御殿場蒸溜所 シングルカスク セレクション モルト
カスクＮＯ：Ａ067158
アルコール度数：49％
熟成年数：11年
蒸溜年：2014年5月
瓶詰：2025年7月
タイプ：クリーンモルト　
樽：アメリカンホワイトオーク・バレル
希少な11年熟成のシングルモルト。クリーン＆エステリー。クセがないけどクセになる味わい。

富士御殿場蒸溜所 シングルカスク セレクション モルトは、富士御殿場蒸溜所の売店限定で提供される特別なシングルカスクボトルです。このシリーズは「モルト」「グレーン」それぞれが樽から直接ボトリングされ、一切加水・ブレンドされていない原酒そのままの味わいが楽しめる、まさに“蒸溜所でしか手に入らない”1本です

特徴と魅力
シングルカスクならではの個性
単一の樽から直接ボトリングされているため、他では味わえないユニークな香味構成と深みに出会えます。
加水・ブレンド一切なし
原酒本来の味わいをストレートに堪能できるため、富士御殿場らしいナチュラルでピュアな味わいが際立ちます。
蒸溜所限定という希少性
見学や売店訪問の際にしか入手できない点も、ファンにとって大きな魅力で

富士御殿場蒸溜所のシングルモルトウイスキーは、複合蒸溜所ならではの多彩な原酒造り、木桶発酵による深み、富士山裾野の気候を活かした熟成が特徴です。
シングルカスクや長期熟成原酒は、香味の個性が非常に豊かで、ウイスキー愛好家にとって特別な体験となります。