「バランタイン」とは？｜ウイスキーが豊富な銀座のオーセンティックバー【BARWHITEOAK】

バランタイン（Ballantine's）は、スコッチウイスキーの代表的なブランドの一つであり、1836年にジョージ・バランタインによって創設されました。世界的な評価と人気を誇り、ブレンデッドウイスキーのカテゴリーで特に知られています。バランタインは豊かな味わいと香り、そして種類の豊富さでウイスキー愛好者に親しまれています。
ブランドの歴史
創業: 1836年にスコットランドのエディンバラでジョージ・バランタインが食料品店を開業し、ここでウイスキーのブレンドを始めたのがブランドの起源です。
成長: 1865年、ジョージが事業を息子たちに引き継ぎ、ブレンデッドウイスキーの製造が本格化しました。その後、世界中で販売が拡大し、バランタインの名はスコッチウイスキーの象徴となりました。
今日の位置づけ: 現在、ペルノ・リカールが所有しており、バランタインの製品は世界170カ国以上で販売されています。
特徴と製造プロセス
モルトとグレーンのバランス: バランタインのウイスキーは、40種類以上のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして作られます。これにより、バランスの取れた深みのある味わいが生まれます。
モルトウイスキーの使用: キーモルトは、スコットランド各地の蒸留所（ミルトンダフやグレンバーギーなど）から供給されます。これらがバランタインの味の基盤を形成しています。

ラインナップと特徴
バランタイン ファイネスト (Ballantine's Finest)
ブランドの基幹商品であり、若々しくフルーティな味わいが特徴。
熟成感の中に軽いスパイスと蜂蜜のような甘さが感じられます。
バランタイン 12年 (Ballantine's 12 Year Old)
フルーティでクリーミーな風味が特徴。
バニラ、蜂蜜、そしてオークのニュアンスがバランス良く調和。
バランタイン 17年 (Ballantine's 17 Year Old)
1950年代から販売されているアイコン的な製品。
豊かな香り、スムーズな飲み口、長い余韻が魅力。
バランタイン 21年 (Ballantine's 21 Year Old)
高級ラインで、エレガントな熟成感と複雑なフレーバーを持つ。
バランタイン 30年 (Ballantine's 30 Year Old)
極めて希少で高品質な製品。
シェリー、スパイス、ドライフルーツの風味が豊か。

バランタインは「スコッチウイスキーの真髄」として多くの賞を受賞してきました。
特にバランタイン17年は、ウイスキー専門家の間で非常に高く評価されており、多くのアワードで受賞歴があります。

17年の上位版。21年以上の原酒を使用しているリッチテイストなブレンデッドスコッチウイスキー。

なめらかでフルーティー。繊細な飲み口ですが、余韻は長くておだやか。ストレートやオンザロックがおすすめです。

「酒齢が上がればおいしい」といった考え方は間違ってはいませんが、ブレンデッドウイスキーの場合はシングルモルト以上に変化し、好みも分かれてきます。17年との飲み比べもできますので、ぜひご利用ください。