ウイスキーの種類が豊富なバー|竹鶴ピュアモルトを銀座で飲むならBARWHITEOAK

「竹鶴ピュアモルト」は、国際的なウイスキーコンテストである「ワールド・ウイスキー・アワード2023」（以下、WWA）で、「ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー」に選ばれ、世界最高賞のブレンデッドモルトウイスキーとして認定されました。この受賞は初めてのことです。

これにより、「竹鶴」ブランドは、これまでに『竹鶴17年ピュアモルト』が12年、14年、15年、18年に、『竹鶴21年ピュアモルト』が07年、09年、10年、11年に、そして『竹鶴25年ピュアモルト』が19年にそれぞれ「ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー」を受賞しており、今回で10回目の受賞となります。

竹鶴は「余市」と「宮城峡」の2つのモルトウイスキーをブレンドしています。

北海道の余市蒸溜所は伝統的な「石炭直火蒸溜」という製法を採用し、その製法から生まれる男性的で香り豊かで力強い味わいが特徴の「余市モルト」が生産されています。
一方、仙台の宮城峡蒸溜所では「蒸気間接蒸溜(スチーム蒸溜)」が行われ、その製法からは華やかな香りと柔らかな味わいが特徴の「宮城峡モルト」が生産されています。
これら2つの蒸留所で生産される上質なモルトが、ニッカが誇るモルトの上質なものだけをブレンドして生まれたのが「竹鶴ピュアモルト」です。

その品質は世界的にも高く評価され、2002年には余市蒸溜所が日本で初めてSMWSに認定され、2004年には宮城峡蒸溜所も同様にSMWSに認定されました。
「竹鶴ピュアモルト」は、高品質なモルトウイスキーでありながら価格を抑えつつ、ブレンデッドウイスキーに匹敵するやわらかさを実現することを目指しています。
このブランドは、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝が「日本の皆様に本物のウイスキーを味わってほしい」という想いを受け継ぎ、ニッカウヰスキープレンダーチームの技術と情熱が結実したものです。

竹鶴ピュアモルト　43％

竹鶴ピュアモルトは、モルトのみを使用し、グレーンを含まない最高品質の飲みやすさを追求して造られました。複数の蒸溜所のモルトをブレンドすることで、ニッカの伝統的なブレンド技術の結晶となっています。キーモルトには余市モルトと宮城峡モルトのシェリー樽熟成、そしてリメード樽熟成の宮城峡モルトを使用し、バランスのとれた飲みやすさを実現しています。

テイスティングコメント

香りは、プラム、洋梨、ドライレーズン、カカオマス、ヘザー、オロロソシェリー、バニラ、サクマドロップ。
口に含むとソフトでなめらか。フルーティーで甘みがあります。べリー系のジャム、ビターチョコレート。中盤以降はドライで優しいビターテイスト。スモーキーさがほのかに香ります。
ミディアムボディでオーク樽から派生する風味がしっかりとしている印象。
フィニッシュにかけても少しピーティーですが、後に残らないキレの良さもあります。
「竹鶴21年」のような複雑さと余韻の長さはありませんが、「竹鶴17年」には匹敵するほどの飲みごたえのように感じます。
飲み方は「ストレート」か「ロック」で。全体的に柔らかい味わいなので、水割りやハイボールも勿論ありですが…ゴクゴク飲むのには少し勿体ないかも。
美味しく作り過ぎたのでは…