ウイスキーの種類が豊富なバー|シングルモルト安積 IPA カスクフィニッシュを銀座で飲むならBARWHITEOAK

安積（あさか）蒸留所は福島県郡山市にある「笹の川酒造」の所有しているウイスキー蒸留所です。終戦直後の1946年にウイスキーの製造免許を取得し、代表的な銘柄「チェリーウイスキー」は1980年代に一世を風靡しました。

当時は「北のチェリー」と称された笹の川酒造でしたが、その後80年代以降はウイスキー需要の低下に伴い、1989年にはウイスキーの製造を停止。そしてウイスキーの需要増加を受け再び生産開始に乗り出すことになります。

安積蒸留所の創業は2016年で、敷地内にあった古い蔵を改装する形でウイスキーの製造を再開させます。日本酒の造り酒屋らしく、試験的に清酒酵母などでも仕込みを行っており、他の蒸留所とは違ったユニークなウイスキー製造にも力を注いでいます。

安積蒸留所のシングルモルトは不定期にリリースされており、現在は定番ボトルとなるウイスキーはありません。シングルカスク安積 橙エディションは希少な安積蒸留所で造られた原酒１００％のシングルモルト・ジャパニーズウイスキーとなります。

銀座のバーホワイトオークで希少なウイスキーをゆっくりとお愉しみください。

シングルモルト安積 IPA カスクフィニッシュ　51％

「笹の川酒造」とブルワリーのコラボウイスキー。安積のノンピート原酒をファーストフィルのバーボンバレルで熟成。福島県都路町のブルワリー『HOPJAPAN』のバレル・エイジドインペリアルIPA（Barrel Aged Imperial IPA）の樽で後熟をおこなっています。

IPAビールの樽で熟成させると、特有のホップの香り、心地よい苦みと酸味のほか、

ビール由来のモルティーさとフルーティーでエステリーなアロマも生まれます。

シングルモルト安積が持つ、本来の「甘み」もあり、IPAとウイスキーがクロスオーバーすることで、熟成年数は短いながらも複雑な余韻を感じるウイスキーにしあがっています。

ノンチルフィルター(非冷却ろ過)、ナチュラルカラー(無着色)でボトリング。

販売本数 538本となる貴重なジャパニーズシングルモルトウイスキーです。

IPAビールとは？

IPAは、「India Pale Ale」の略で、英国の伝統的なビールスタイルの一つです。このスタイルは、18世紀初頭にイギリスからインドへのビール輸送のために作られたものとされています。当時、イギリスからインドへビールを輸送する際、ビールが長い船旅を経ることになり、通常のビールだと品質が劣化してしまう可能性がありました。そこで、ホップの多いビールが選ばれ、その結果、ホップの風味や苦味が強調されたIPAが生まれました。
IPAは、強いホップの風味と苦味が特徴で、通常、フルーティーでシトラスのような香りや、ピンクグレープフルーツ、パイナップルなどのフルーツのニュアンスが感じられます。ホップの使用量が多く、アルコール度数も比較的高めのことが一般的です。
また、近年ではクラフトビールの人気が高まり、様々な地域や醸造所で様々なスタイルのIPAが生み出されています。例えば、「Double IPA（DIPA）」や「New England IPA（NEIPA）」などがあり、それぞれ異なる特徴を持っています。