【ビオディナミワインとは?】日曜日も営業している銀座のワインバー|BARWHITEOAK
大切な人と過ごしたい落ち着いた雰囲気
オーナーソムリエのこだわりワイン・シャンパンをお楽しみください
「ソムリエのいるおしゃれなワインバーに行きたい!」と銀座でお考えでしたら、ぜひ足をお運びください。希少な高級ワインからリーズナブルなものまで幅広くご用意しております。グラスワインも赤、白、シャンパーニュの他、シェリーやポートなどのフォーティファイドワインもございます。お連れ様がワインを飲めなくてもご安心ください。ワイン以外にもウイスキーやカクテルも数多くございます。カクテルはフルーツや野菜を使用したものが人気。オーナーソムリエのが開発した、ソーテルヌを使用したオリジナルのワインカクテルも是非おためしください。落ち着いた雰囲気のバーですので、お一人様はもちろん、デートや接待、二次会、ご友人同士の飲み会など幅広いシーンでご利用いただけます。
特別な時間を過ごしていただくために
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東京・銀座のワインバー|ホワイトオーク
ビオディナミワインとは?
ビオディナミワイン(バイオダイナミックワイン)は、ビオディナミ農法に基づいて栽培されたブドウを使用し、自然と宇宙のリズムを重視した醸造方法で作られたワインです。ビオディナミ農法は、有機栽培を超えた自然農法の一つで、ルドルフ・シュタイナーによって1920年代に提唱されました。この農法では、化学肥料や農薬を使わず、月の満ち欠けや天体の動きを農業に取り入れ、土地や作物の活力を高めることが目指されています。
1. ビオディナミ農法の基本概念
ビオディナミ農法は、自然や宇宙の力を活かして持続可能な農業を実現するための方法論です。次のような要素が特徴です。
自然との調和: 農場全体を一つの**「有機的な生態系」**として捉えます。土壌や植物、動物が互いに補完し合いながら成長する環境を作ることが目標です。
月や星の周期に従った作業: ビオディナミ農法では、月や星座の動きに基づいて作業を行います。特に、ブドウの剪定、収穫、醸造のタイミングを宇宙の周期と調和させることで、ワインに自然のエネルギーを取り込むとされています。
特別な調剤(プレパラシオン)の使用: ビオディナミ農法では、特定の自然物質を使って作られた「調剤」を土壌や植物に施します。たとえば、牛の角に詰めた堆肥やハーブの煎じ薬を使い、土壌の活力を高めるために散布します。
生物多様性の促進: 畑の中に他の植物や動物を取り入れ、生態系を豊かにすることで、作物が健全に育つ環境を作り出します。
2. ビオディナミワインの製造プロセス
ビオディナミ農法で栽培されたブドウを使って作られるビオディナミワインには、以下の特徴的な製造プロセスがあります。
自然発酵: ビオディナミワインでは、商業用の酵母を加えず、ブドウに自然に存在する野生酵母を使って発酵を進めます。これにより、テロワールの個性がより表現されるとされています。
添加物の最小化: 有機ワインと同様に、化学物質や人工添加物の使用をできる限り控え、ワインの自然な味わいを尊重します。
低亜硫酸(SO2)使用: 酸化防止剤である亜硫酸の使用が制限されています。場合によっては、完全に無添加のビオディナミワインもありますが、酸化や劣化を防ぐために少量の亜硫酸が使われることもあります。
3. ビオディナミワインの特徴
ビオディナミワインは、製造プロセスや自然との調和を重視するため、次のような特徴があります。
風味の個性: ビオディナミワインは、テロワール(土地の個性)を強く反映するとされています。これは、自然酵母を使った発酵や、添加物を抑えた醸造方法によるものです。結果として、複雑で奥深い味わいを持つワインが多いとされます。
自然のリズムによる品質向上: 月の周期や星座の動きに従って栽培・醸造されるため、ワインに自然のエネルギーが取り込まれると考えられています。
持続可能な農業: ビオディナミ農法は、環境への負荷を減らし、長期的な土壌の健康を保つ持続可能な農業を目指しています。
4. ビオディナミワインの認証
ビオディナミワインには、特定の認証機関による認証があります。最も有名な認証機関は、フランスの**「デメター(Demeter)」**です。デメター認証を取得したワインは、厳しいビオディナミ農法の基準を満たしていることが保証されます。
Demeter: 世界中で認知されているビオディナミ認証機関。認証を得るには、ビオディナミ農法に従い、指定された調剤や作業プロセスを遵守する必要があります。
Biodyvin: 特にワイン生産者向けのビオディナミ認証を提供する機関。ワインの品質とビオディナミ農法の厳密な実践を重視しています。
5. ビオディナミワインのメリット
ビオディナミワインには、次のようなメリットがあります。
風味の向上: 自然に調和した栽培と醸造が、ワインの複雑さや個性を際立たせるとされています。
環境への配慮: 化学物質を使用しない農法は、土壌や水質、地域の生態系に優しいため、地球環境への負荷を軽減します。
持続可能な農業: 土壌の活力を維持し、生物多様性を促進することで、持続可能な農業の実践に貢献します。
6. ビオディナミワインの課題
一方で、ビオディナミワインにはいくつかの課題もあります。
生産の難しさ: ビオディナミ農法は非常に手間がかかり、天体の動きに合わせてタイミングを調整するため、生産者にとっては大きな労力が必要です。
価格の高さ: 生産方法が労力を要することから、ビオディナミワインは有機ワインや通常のワインよりも高価になる傾向があります。
安定性の問題: ビオディナミワインは添加物を抑えるため、ワインの安定性が低く、保存中に変質するリスクが高いとされます。
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減農薬栽培(リュット・レゾネ)とは?
リュット・レゾネ(Lutte Raisonnée)は、フランス語で「合理的な戦い」を意味し、必要最小限の農薬使用に限定した栽培方法を指します。日本語では減農薬栽培とも呼ばれ、完全な有機栽培ではないものの、環境への影響をできる限り減らすことを目指しています。
1. 基本概念
リュット・レゾネの最大の特徴は、ブドウの健康と収穫量を確保するために農薬の使用を許可するが、それを過剰に使わず、自然のバランスを考慮しつつ栽培を行う点です。以下のような原則が挙げられます。
予防的な農薬使用を控える: 必要な時だけ農薬を使用し、病害虫の発生が確認された場合にのみ化学的な対策を講じます。これにより、化学薬品の使用量を削減します。
環境保護の意識: 農薬の過剰使用が土壌や水質、生態系に悪影響を与えることを避けるため、環境への負荷を最小限に抑えた農業を実践します。
バランス重視のアプローチ: 自然の生態系や環境条件と調和しながら、持続可能な農業を目指す一方で、収穫の安定性や品質も重要視されます。
2. 具体的な栽培方法
リュット・レゾネの実践には、次のような具体的な方法があります。
モニタリング: 作物や環境を定期的に観察し、害虫や病気の発生を早期に発見するためにモニタリングを行います。これにより、農薬の使用を最小限に抑え、必要なタイミングでのみ使用することができます。
生物学的対策: 天然の天敵や微生物を使って害虫や病気を防ぐ方法を積極的に採用します。例えば、益虫を導入して害虫を駆除したり、病気を防ぐために土壌改良材を使用したりします。
化学薬品の使用制限: 農薬の使用は最後の手段として考えられ、必要に応じて厳選された薬剤のみが使われます。過度の使用を避け、自然環境を保護することが重要視されています。
3. リュット・レゾネのメリット
リュット・レゾネには、環境保護と品質向上を両立させるための様々な利点があります。
環境負荷の軽減: 完全な有機栽培ではないものの、農薬の使用を減らすことで土壌や水質、生態系への負担を軽減します。
持続可能な農業: 生態系を守りながら収穫を安定させるため、長期的な持続可能性が高くなります。
病害虫への柔軟な対応: 環境に厳しい状況下でも、必要に応じて農薬を使用できるため、ブドウの品質を維持しやすい。
4. リュット・レゾネの課題
一方で、リュット・レゾネにはいくつかの課題もあります。
農薬の使用はゼロではない: 有機栽培やビオディナミ農法と比べると、依然として化学薬品の使用が認められているため、完全に環境負荷をゼロにすることは難しいです。
消費者認識の課題: リュット・レゾネは、完全な有機認証を持つワインと比べて認知度が低いため、消費者に対するマーケティングや説明が必要です。
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日曜日 16:00〜23:00(L.O.23:00)
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BARWHITEOAK
住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座8-7-7 中央林ビル302 Google MAPで確認する |
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03-3572-6088 |
営業時間 | 火~土 18:00〜3:00[L.O.2:30] 日曜日 16:00〜24:00[L.O.23:00] |
定休日 | 毎週月曜定休 |
最寄り | 銀座駅より徒歩6分 新橋駅より徒歩3分 |
HP |
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