【ブドウの病虫害・ウイルス病について】銀座のワインバーをお探しなら|BARWHITEOAK
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「ソムリエのいるおしゃれなワインバーに行きたい!」と銀座でお考えでしたら、ぜひ足をお運びください。希少な高級ワインからリーズナブルなものまで幅広くご用意しております。グラスワインも赤、白、シャンパーニュの他、シェリーやポートなどのフォーティファイドワインもございます。お連れ様がワインを飲めなくてもご安心ください。ワイン以外にもウイスキーやカクテルも数多くございます。カクテルはフルーツや野菜を使用したものが人気。オーナーソムリエのが開発した、ソーテルヌを使用したオリジナルのワインカクテルも是非おためしください。落ち着いた雰囲気のバーですので、お一人様はもちろん、デートや接待、二次会、ご友人同士の飲み会など幅広いシーンでご利用いただけます。


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ブドウの病虫害に関する概要
ブドウの栽培において、さまざまな病虫害が発生します。これらは主にカビ(糸状菌類)、細菌、ウイルス、そして昆虫によって引き起こされ、ブドウの品質や収穫量に大きな影響を与えます。以下、代表的な病害について紹介します。

1. カビ(糸状菌類)による病害
ベト病 (ダウニーミルデュー / 英: Downy mildew / 仏: Mildiou)

病原菌: Plasmopara viticola
19世紀後半にアメリカからヨーロッパに伝播した病害。湿度の高い地域で広がり、花や葉、果実にカビを発生させる。硫酸銅と生石灰を混合した「ボルドー液」が有効な防除手段です。
灰色カビ病 (グレーモールド / 英: Gray mold / 仏: Pourriture grise)

病原菌: Botrytis cinerea
高湿度下で発生し、果実に灰色のカビを生じさせる。赤ワインの着色不良やカビ臭を引き起こすが、乾燥時に発生する「貴腐」は甘口ワインに利用されます。
ウドンコ病 (パウダリーミルデュー / 英: Powdery mildew / 仏: Oïdium)

病原菌: Erisiphe necator
若枝や果実に白い粉状のカビが付き、果実が裂けて腐敗する。硫黄を含む農薬が有効です。
晩腐病 (ライプロット / 英: Ripe rot)

病原菌: Glomerella cingulata
収穫期の果実に腐敗を引き起こす。剪定時に病原菌を取り除くことが重要です。
エスカ (ESCA)

古くから知られる病気で、剪定時の切り口から感染。葉が枯れ、落葉を引き起こします。対策が難しい病害です。
2. 細菌による病害
根頭癌腫病 (クラウンゴール / 英: Crown gall)

病原菌: Rhizobium radiobacter
土壌細菌がブドウの組織に感染し、こぶ状の腫瘍を作る病害。数年で樹が枯れることがあります。寒冷地で被害が顕著です。
ピアス病 (Pierce's Disease)

病原菌: Xylella fastidiosa
葉が黄色くなり、落葉を進行させる。ヨコバイという昆虫によって伝播し、カリフォルニアや南ヨーロッパで広がっています。
3. 昆虫による害
フィロキセラ (ブドウネアブラムシ / Phylloxera)
昆虫: Dactylasphaera vitifoliae
北米原産の小型昆虫で、19世紀にヨーロッパに伝播。根や葉に寄生し、ブドウ樹を枯死させます。耐性のある北米系台木を使用した接木苗が有効です。
4. ウイルスによる病害
リーフロール病 (Leaf roll disease)
ウイルスがブドウに感染し、糖度の低下や葉の機能障害を引き起こす。剪定時にウイルスが拡散しやすいため、ウイルスフリーの苗木の使用が推奨されます。
これらの病害に対する防除は、農薬の使用や剪定管理、耐性を持つ台木の利用などが中心となります。特に湿度や温度の管理が、病害の拡大を防ぐために重要です。


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フィロキセラ(Phylloxera)とは

フィロキセラ (Dactylasphaera vitifoliae) は、ブドウの根や葉に寄生する小さな昆虫で、19世紀中頃にアメリカからヨーロッパに伝播し、大規模なブドウ産業の危機を引き起こした害虫です。フィロキセラの被害によって、ヨーロッパの多くのブドウ園が壊滅的な影響を受け、ワイン業界は大きな変革を余儀なくされました。

フィロキセラの特徴
原産地: 北アメリカ
大きさ: 約1mm(成虫も同じく非常に小さい)
生活様式: ブドウの根や葉に寄生して樹液を吸い、栄養を奪う
被害: 根や葉が侵食され、最終的にブドウ樹全体が弱り、数年後には枯死します。
フィロキセラには、有翼型と無翼型があり、環境によって形態を変えながら繁殖します。無翼型は土中で根に寄生し、根の栄養を吸い取ってブドウ樹を弱体化させます。有翼型は葉に寄生し、周囲に移動して感染を広げます。

フィロキセラの歴史と被害
フィロキセラが最初に確認されたのは1860年代のフランスです。当時、アメリカから持ち込まれたブドウ苗木にフィロキセラが付着していたことが発端で、ヨーロッパ全土のブドウ園に急速に広がりました。19世紀後半には、フランスやイタリア、スペインの多くのブドウ園が壊滅的な被害を受け、その結果、ワインの生産量は劇的に減少しました。

フィロキセラによる被害はヨーロッパ全体に及び、ワイン業界は深刻な危機に直面しました。この時期、フランスではワイン生産量が50%以上減少し、経済的にも大きな打撃を受けました。最終的には、フィロキセラに耐性のあるアメリカ系ブドウ種が解決策として注目されました。

フィロキセラに対する対策
フィロキセラの被害に対する根本的な解決策は、フィロキセラに対して耐性のあるアメリカ系ブドウ種(Vitis riparia, Vitis rupestris, Vitis berlandieri)を用いた**接木(grafting)**の技術です。以下が主な対策です:

アメリカ系台木の使用: フィロキセラに対して耐性を持つアメリカ系のブドウ種を台木として用い、ヨーロッパ系のブドウ(Vitis vinifera)を接ぎ木する方法です。この技術によって、ヨーロッパのワイン産業はフィロキセラの壊滅的な影響から救われました。

殺虫剤の使用: 特定の殺虫剤がフィロキセラの防除に使用されることもありますが、根本的な解決策ではありません。フィロキセラが地下で生活するため、農薬の散布は効果的ではなく、接木の方が圧倒的に有効です。

耐性品種の開発: フィロキセラに耐性のある品種を育成するため、さまざまな交配実験が行われています。これによって、より多くの地域でフィロキセラの脅威を抑えることができています。

現在のフィロキセラの状況
現在、ヨーロッパや他のワイン産地では、アメリカ系ブドウ台木の使用が広まり、フィロキセラに対する被害は大幅に減少しました。しかし、完全にフィロキセラを根絶することは難しく、常に注意が必要です。また、新しい品種の開発や栽培技術の向上によって、将来的にさらに効果的な対策が期待されています。

フィロキセラは、ブドウ栽培とワイン産業にとって最も深刻な害虫の一つですが、その歴史的な教訓から、ブドウ栽培における耐性品種の重要性や、持続可能な農業技術の発展が進められています。


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日曜日も営業している銀座のバー BARWHITEOAK。ホワイトオークとは「ナラの木」のことを指し、ウイスキーやワインの熟成に欠かせない木材として知られています。このナラの木のようにお客様にとって、心癒される場所でありたいという気持ちを店名に込めています。

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