グレーンウイスキーの蒸留器について|スコッチ・ジャパニーズの種類が豊富な銀座のバー|BARWHITEOAK
「定番のボトルからボトラーズ、オールドボトル、閉鎖蒸留所などが楽しめるウイスキーバー」として東京・銀座で好評です。スコッチウイスキーのメニューが豊富で、その他ジャパニーズウイスキーも豊富にご用意しております。「少しずつ飲み比べをしたい!」「高級ウイスキーをハーフショットで飲みたい!」「ポートエレンやローズバンクなどの閉鎖蒸留所が飲みたい!」「海外からのお客様に国産ウイスキーを飲ませたい!」といったご要望にもお応え致します。
落ち着きのあるおしゃれな銀座のバーですので、お一人さまはもちろん、デート、接待、二次会など様々なシーンでご利用いただけます。
カウンター7席。2名様用テーブル席と半個室もございます。
BAR WHITE OAK のこだわり
グレーンウイスキーの蒸留器について|スコッチ・ジャパニーズの種類が豊富な銀座のバー|BARWHITEOAK
グレーンウイスキーは、モルトウイスキーと異なり、大麦麦芽だけでなくトウモロコシや小麦、ライ麦など他の穀物も原料として使われます。製造過程では、大麦麦芽の糖化酵素を利用して糖化し、発酵、蒸留が行われますが、蒸留には連続蒸留機が主に使われ、短時間で大量の蒸留酒を生産できます。ただし、この方法では香味成分が少なくなるため、ほとんどがブレンデッドウイスキーの原酒として使用され、単体での販売は少ないです。熟成時には、通常はモルトウイスキーよりもやや高いアルコール度数で樽詰めされますが、樽からの風味成分を引き出すことは期待されていません。
連続式蒸留器とは?
連続式蒸留器(Continuous Still)とは、アルコールの連続的な蒸留を可能にする装置であり、大量生産が可能なため、特にグレーンウイスキーや工業用アルコールの製造に広く使用されています。連続式蒸留器は、断続的に原料を投入して蒸留を行うポットスチル(Pot Still)とは異なり、原料が連続的に供給され、連続的に蒸留が行われます。
構造と仕組み
1. コラム
連続式蒸留器の主要な部分は、複数のプレートで構成される縦型のコラムです。このコラムは一般に以下の2つの主要部分に分かれています。
アナライザー(Analyzer Column):
蒸留の第一段階が行われる部分です。ここでは、原料のウォッシュ(発酵液)が上部から投入され、下部から上がってくる蒸気によってアルコールが揮発します。蒸気はプレートを通過しながら上昇し、ウォッシュはプレートを通過しながら下降します。
レクティファイアー(Rectifier Column):
蒸留の第二段階が行われる部分です。アナライザーで揮発したアルコール蒸気がここに送られ、さらに精製されます。この段階で、アルコールの純度が高まり、不要な成分が除去されます。
2. 冷凝器
レクティファイアーを通過した高純度のアルコール蒸気は冷凝器(Condenser)で冷却され、液体アルコールとして回収されます。
特徴
効率性
連続式蒸留器は、原料が絶え間なく供給され、蒸留が連続的に行われるため、ポットスチルに比べて非常に効率的です。大量生産が可能であり、一定の品質を保ちながら高い生産性を実現します。
精製度
レクティファイアーの使用により、高純度のアルコールを得ることができるため、ウォッカやジンのようなクリーンなスピリッツの製造に適しています。
フレキシビリティ
連続式蒸留器は設定を調整することで、異なる純度や風味のアルコールを製造することが可能です。これにより、多様な製品ラインアップを展開できます。
歴史と利用
連続式蒸留器は1831年にアイルランドのイーニアス・コフィー(Aeneas Coffey)によって特許が取得されました。この「コフィー・スチル」と呼ばれる連続式蒸留器は、その後のウイスキー製造に革命をもたらし、特にグレーンウイスキーの製造において重要な役割を果たしました。
現在、連続式蒸留器は世界中の多くの蒸留所で使用されており、特にウォッカ、ジン、ラム、グレーンウイスキーなどの大量生産が求められるスピリッツの製造において不可欠な設備となっています。
グレーンウイスキーの蒸留器について|スコッチ・ジャパニーズの種類が豊富な銀座のバー|BARWHITEOAK
グレーンウイスキーは、ブレンデッドウイスキーにおいて極めて重要な役割を果たしています。ブレンドのスタイルを決める要素であり、モルトウイスキーとの相互作用によって新しいフレーバーが生まれます。ブレンディングの基本的な要素として、どのようにグレーンウイスキーとモルトウイスキーの風味が調和するかが重要です。 スコッチグレーンウイスキーは、スコットランドに7つの蒸溜所があります。これはモルトウイスキーの110蒸溜所に対して対照的な数です。グレーンウイスキーは主にブレンデッドウイスキーの一部として使用され、各蒸溜所ごとに異なる風味特性を持ちます。穀物の選択、使用するカスクの種類、熟成期間などが風味に影響し、その多様性は非常に広範囲にわたります。
グレーンウイスキーの主要な原料は未発芽の大麦、小麦、トウモロコシなどです。これらの穀物を糖化するために、六条大麦などの高酵素力の大麦麦芽が5~10%使用されます。製造工程は粉砕、煮沸、糖化、発酵、そして熟成の段階を経ています。
グレーンウイスキーの製造工程
粉砕では、穀物をハンマーミルやローラーミルで砕きます。次に煮沸工程で穀物と40度の湯を加熱し、クッと呼ばれる圧力下で120〜130度に加熱します。その後、糖化工程では冷やしたモロミに大麦麦芽を加えて糖化液を作ります。発酵工程では糖化液に酵母を加え、3〜4日の間発酵させます。蒸留工程では連続式蒸留機を使用し、アルコール度数90%以上の蒸留液を得ます。最後に熟成工程でアルコール度数を調整し、比較的短期間で熟成させます。
グレーンウイスキーの蒸留器についてスコッチ・ジャパニーズの種類が豊富な銀座のバー|BARWHITEOAK
グレーンウイスキーは、モルトウイスキーよりも軽やかで穏やかな風味が特徴です。ガスクロマトグラフィーによる分析によれば、グレーンウイスキーには成分の数が少なく、濃度も低い傾向があります。しかし、それでも多彩な化合物が含まれており、ウイスキー独特の風味を形成しています。グレーンウイスキーの軽やかさと異なる風味は、ブレンドウイスキーの基盤として非常に優れた特性を持っています。
グレーンウイスキーを造る「連続式蒸溜機」は、1826年にスコットランドでロバート・スタインによって発明されました。その後、1830年にアイルランドのイーニアス・カフェが改良して特許を取得し、この蒸溜機は「カフェスチル」または「パテントスチル」と呼ばれるようになりました。
連続式蒸溜機は、ポットスチル(単式蒸溜器)のように1回ずつ発酵液を沸騰させるのではなく、発酵液を連続的に流し入れ、気化と凝縮を一つの蒸溜機内で行うことで高いアルコール度数の蒸溜液を得るシステムです。例えるなら、やかんと電気式湯沸かし器の違いのようなものです。
連続式蒸溜機の登場により、ウイスキー生産は大きな変革を迎えました。高アルコール度数のスピリッツを大量生産できるようになり、トウモロコシや小麦、ライ麦などの穀物を使ったグレーンウイスキーの生産が本格化しました。グレーンウイスキーはシングルモルトに比べて軽く個性が強くないため、モルト原酒とグレーン原酒をブレンドしたバランスの取れたブレンデッドウイスキーが生まれ、ウイスキーは飲みやすくなり、多くの人々に愛されるようになりました。こうして、スコットランドの地酒から世界の銘酒へと飛躍的に変わったのです。
お急ぎの場合は電話窓口まで、
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日曜日 16:00〜23:00(L.O.23:00)
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BARWHITEOAK
住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座8-7-7 中央林ビル302 Google MAPで確認する |
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03-3572-6088 |
営業時間 | 火~土 18:00〜3:00[L.O.2:30] 日曜日 16:00〜24:00[L.O.23:00] |
定休日 | 毎週月曜定休 |
最寄り | 銀座駅より徒歩6分 新橋駅より徒歩3分 |
HP |
日曜日も営業している銀座のバー BARWHITEOAK。ホワイトオークとは「ナラの木」のことを指し、ウイスキーやワインの熟成に欠かせない木材として知られています。このナラの木のようにお客様にとって、心癒される場所でありたいという気持ちを店名に込めています。
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