スコッチウイスキーの種類が豊富なバー|グレンドロナック12年を銀座で飲むならBARWHITEOAK

グレンドロナック蒸留所はスコットランドのハイランド地域に位置し、その名はゲール語で「黒いイチゴの谷」を意味します。1826年に創業され、現在はアメリカのブラウンフォーマン社が所有しています。グレンドロナックは伝統的なフロアモルティング（麦芽の製造方法）を自社で行い、スコットランドの他の蒸留所とは異なる独自性を持っています。また、蒸留プロセスでは石炭の直火焚きが採用されており、これも珍しい特徴の一つです。直火焚きは火加減を調整するのが難しいため、多くの蒸留所が現在ではスチーム加熱を採用していますが、グレンドロナックは古典的な手法を貫き通しています。

ウイスキーは主にシェリー樽で熟成され、使用される大麦麦芽はノンピーテッドが一般的です。一部のブレンデッドウイスキーにはピーテッドモルトも使用されていますが、シングルモルトとして販売されるのはごく一部です。シェリー樽熟成により、ウイスキーにはフルーティーで濃厚な甘みが特徴として現れます。そのため、クセの強いタイプでも、シェリー樽の甘みが感じられます。

グレンドロナックの生産能力は年間140万ℓであり、ポットスチルは初留と再留がそれぞれ2基ずつ備わっています。ブラウンフォーマン社の所有になってからは、ビジターセンターが設立され、観光客の受け入れが増えています。

かつては手に入れやすかったグレンドロナックですが、現在はオフィシャルボトルの入手が難しくなっており、店頭でも品薄状態が続いています。オンライン市場でも高値で取引されていることがあります。

バーホワイトオークでは、銀座のウイスキーバーとして「グレンドロナック」をしっかりとご用意しております。芳醇な甘いウイスキーを、ぜひお試しください。

グレンドロナックはスコットランド・ハイランドにある蒸留所。
ノンピーテッド麦芽を使用し、シェリー樽熟成を基本としています。
シェリー樽由来の甘みと、豊潤な香りが特徴的なシングルモルトウイスキー。

グレンドロナック蒸留所の生産能力は年間140万ℓ。初留、再留２基ずつ。
アメリカのブラウンフォーマン社の傘下になってからはビジターセンターが導入されたりと、
観光客の誘致に積極的になっています。
2021年頃からオフィシャルボトルの人気に火が付き、現在も品薄状態。
定価での入手が困難となっています。
（シェリーカスクのスコッチは、どの銘柄も品薄状態が続いています…）

☆グレンドロナック12年 40％

12年物はフラッグシップボトル。
ヨーロピアンオークのオロロソシェリーと、
極甘口のペドロヒメネス（PX）シェリーの樽を使用して熟成されている
シェリーカスク原酒100％のシングルモルトウイスキーです。

香りは、オレンジ、アプリコット、レーズン、リンゴ、ドライイチジク、キャラメルナッツ、砂糖がけのシリアル。
フルーティーで甘やかな風味が主体で、ピートのニュアンスはありません。
口に含むと甘くて柔らかく広がり、中盤以降はドライでビター。ミディアムボディ。

フィニッシュにかけてはモルティー。
余韻はそこまで長くはありませんが、原酒に未熟さを感じることはなく、よくできています。

シェリー100％のスコッチといえば「マッカラン」ですが、
ドロナックはマッカランとも少し違った個性。
PXシェリーによって、程よい甘みと凝縮したフルーツ香が生み出されています。

おすすめの飲み方はストレートかロックですが、
お好みのスタイルでお楽しみください。