アイリッシュウイスキーの種類が豊富なバー|ブラックブッシュを銀座で飲むならBARWHITEOAK

■ ブッシュミルズ ブラックブッシュとは？
「ブラックブッシュ」は、アイリッシュウイスキーの名門「ブッシュミルズ蒸留所」が手がけるブレンデッドウイスキーの上位レンジにあたる銘柄です。
通称「ホワイトブッシュ（ブッシュミルズ オリジナル）」の兄貴分とも言える存在で、深みのある味わいと高いモルト比率が特徴。
■ 製法と構成比率
モルト原酒の比率は約80％
熟成に使用される樽は、
オロロソシェリー樽
バーボン樽
ブレンデッドウイスキーとしては異例の高モルト比率で、シングルモルトに近い味わいを持っています。ベースとなるグレーンウイスキーは非常にライトで、味の核はモルト原酒が担っています。
■ 味わいと香りの特徴
香り：
・ダークフルーツ（レーズン、ドライプラム）
・黒糖や焼きリンゴ
・シナモンやナツメグのような優しいスパイス感
味わい：
・オロロソシェリー由来のコクのある甘み
・トーストしたナッツやキャラメル
・余韻にかけて心地よいウッディさとまろやかさ
全体的に濃密でマイルド。アイリッシュらしいスムースさは保ちつつも、しっかりとした存在感があります。
■ 飲み方のおすすめ
ストレート・トワイスアップ
　→ シェリー樽由来の深みと甘さをしっかり堪能したいときにおすすめ。
ロック or 水割り
　→ モルトのコクがしっかりしているので、氷を入れても薄くならず◎。
ハイボール
　→ 軽やかな甘みと香ばしさが際立ち、食中酒にも最適。
アイリッシュコーヒー
　→ ブラックブッシュの濃厚な味わいが、コーヒーと抜群に合います。

ホワイトオークでは銀座のウイスキーバーとして、アイリッシュウイスキー「ブラックブッシュ」をご提供。シングルモルトとブレンデッドの両方がありますので、飲み比べにも対応致します。

北アイルランドのアントリム州ブッシュミルズ村に位置する、世界的にも名高いアイリッシュウイスキーの老舗蒸溜所。
創業は1608年、世界最古のライセンスを持つ蒸溜所としても知られています（"Licensed to Distill in 1608" の記載がボトルに刻まれているほど）。
その歴史と伝統、そして卓越した品質で、400年以上にわたって世界中のウイスキー愛好家を魅了してきた名門です。
【歴史のハイライト】
年代 出来事
1608年 ジェームズ1世より、蒸溜免許を授与（世界最古の記録）
1784年 ブッシュミルズ蒸溜所として正式に登記
1885年 大火災で全焼するも、すぐに再建され現在の建物に
20世紀 禁酒法時代のアメリカでも人気。多くの国に輸出される
2005年 ディアジオ傘下に（後にカサ・クエルボへ売却）
現在 年間観光客数約12万人以上。ツーリズムも盛ん
【場所と風土】
所在地：北アイルランド・アントリム州・ブッシュミルズ村
周囲の環境：ジャイアンツ・コーズウェイ（世界遺産）やアイルランド海に近く、自然豊かな湿潤な気候
仕込み水：スティルハウス川（Saint Columb’s Rill）から汲み上げた清らかな水を使用
→ この土地ならではの水や気候が、まろやかな口当たりを生み出しています。
【製法のこだわり】
■ トリプル・ディスティレーション（三回蒸溜）
伝統的な3回蒸溜方式を採用。これにより、雑味が少なく、クリーンでスムースな酒質を実現しています。
■ すべて自社製モルト
ブッシュミルズでは、ブレンドに使われるモルト原酒をすべて自社で製造。
高いモルト比率のブレンデッドウイスキーも多く、香り高く重厚な味わいを可能にしています。
■ 使用樽へのこだわり
バーボン樽（アメリカンホワイトオーク）
オロロソシェリー樽（スペイン産）
これらを巧みに使い分け、甘み・コク・ウッディさのバランスをとった熟成を行っています。
【主なラインナップ】
ブッシュミルズ オリジナル（ホワイトラベル）： 軽やか＆フルーティ。初心者向け
ブラックブッシュ ：モルト比率80％以上＋シェリー樽原酒。濃厚でリッチ
シングルモルト10年 ：バーボン樽熟成。バニラ香＆スムースな味わい
シングルモルト16年 ：バーボン＆シェリー＋ポートワイン樽仕上げ。甘みと複雑さ
シングルモルト21年 ：シェリー樽主体＋マディラワイン樽フィニッシュ。希少＆芳醇