ウイスキーの種類が豊富なバー|岩井トラディション シェリーカスクフィニッシュを銀座で飲むならBARWHITEOAK

「本坊酒造」は、鹿児島県南九州市にあり、創業は明治39年（1906年）と古く、その歴史と伝統を受け継いで、現在も高品質な酒造りを行っています。ウイスキーの蒸留所は「マルス津貫蒸留所」と「マルス信州蒸留所」の２か所を所有しており、それぞれの環境を活かし個性的な原酒を造り続けています。

「本坊ウイスキー」は、1984年に誕生したブランドで、麦芽と水、そして天然の伏流水を使用して作られています。その後、長期熟成によって、芳醇な香りと深い味わいを持つウイスキーに仕上がっています。

また、本坊酒造は、ウイスキー造りに際して、地元の水や気候などの自然環境を大切にしています。鹿児島県の南九州市は、温暖な気候と豊富な水がある地域であり、ウイスキー造りに最適な環境と言えます。

岩井トラディションは国内製造のグレーンウイスキーと海外のウイスキー原酒をブレンドした、ワールドブレンデッドウイスキーです。

「岩井トラディションシェリーカスクフィニッシュ」はシェリー樽でのフィニッシュが施された限定品。ちなみに 「岩井トラディション」とは、本坊酒造が製造するウイスキーのシリーズ名であり、スコットランドのシングルモルトウイスキーのように、同じ製法で造られたウイスキーを総称しています。

「岩井トラディションシェリーカスクフィニッシュ」はスペイン産の極甘口シェリーである「ペドロヒメネス（PX）・シェリー」の樽でフィニッシュ（追加の熟成）が施されています。このフィニッシュにより、ウイスキーにはシェリー樽独特の甘い香りと豊かな味わいが加わり、複雑な味わいが生み出されています。

テイスティングノート

香りは、スパイシーでありながら、シェリー樽ならではの甘い香りと焦糖のような甘い香りが感じられます。味わいには、シェリー樽からのフルーティーさやドライフルーツの味わいが豊かに広がり、バニラの甘さも感じられます。また、スパイス感があり、ピリッとした辛さも感じられます。

余韻は、熟成によって味わい深く、樽独特の香りとウイスキーの風味が長く続きます。全体的には、スパイシーな味わいとシェリー樽からの甘みが特徴的な、バランスの取れた味わいを持つウイスキーと言えます。