ウイスキーの種類が豊富なバー|ダルモア 2012 6年 シェリーバットを銀座で飲むならBARWHITEOAK

「ダルモア（Dalmore）」は、ハイランド地域に位置する蒸留所で、1839年に創業されました。ピトロッホリーという美しいリゾート地にあり、ボトルデザインにはその地域の野生の鹿が特徴的に描かれています。マッケンジー家によって1867年に買収され、後にホワイト＆マッカイ社と合併しました。1960年にはフィリピンのブランデーメーカー「エンペラドール社」によって所有されています。

ダルモアの特徴的な蒸留設備には、珍しいT字シェイプの初留釜や再留釜の冷却装置があり、これによって独自の力強さと複雑さが生まれています。年間生産量は430万ℓで、主にホワイトマッカイやクレイモアの原酒として使用されています。

エンペラドール社の所有以降、シングルモルトとして積極的に展開され、オフィシャルボトルには12年、15年、18年があります。特筆すべきは「シガーモルト・リザーブ」で、葉巻との相性を考慮して造られた個性的なウイスキーとして知られています。

地域: ハイランド
アルコール度数: 57.0%
容量: 700ml
カスクタイプ: リフィルシェリーバット
蒸留年: 2012年
瓶詰年: 2018年

「ザ・ブルースカイ・レーベル」は、岡山を拠点とするボトラーズブランドで、晴れの国岡山の青空をテーマにしたデザインで知られています。この商品は非常に希少なダルモアの6年熟成シングルカスクで、リフィルシェリーバット（２回目以降のシェリー樽）で熟成されています。通常はほとんどリリースされないこの蒸留所の短期熟成を楽しむ貴重なボトリングとなっています。

香りはレモン、固い洋梨、エールビール、ハチミツ、バターケーキ。

口に含むとライトボディでドライ。少し酸味を感じます。ニューポッティー。

中盤以降はドライでスムース。余韻もモルティーな風味が主体。

リフィルシェリーバットで熟成させていますが、シェリー樽のニュアンスはありません。

短期熟成のダルモアは初めて飲みましたが、ドライ＆スムースな個性の中に、

優しくハチミツのアロマがあって、シンプルなテイストながら飲みごたえがあります。

ドライなシングルモルトが好きな方におすすめ。

骨格はあるので、ハイボールやロックで飲むのも悪くありません。