ウイスキーの種類が豊富なバー|アズ・ウィー・ゲット・イット【AS WE GET IT】を銀座で飲むならBARWHITEOAK

アズ・ウィー・ゲット・イット【AS WE GET IT】はボトラーズ会社「イアン・マクロード社」がリリースしているシークレット・シングルモルトウイスキー。中身の蒸留所は非公開ですが、アイラ島のヘビリーピーテッドタイプ（スモーキーなタイプ）ということは分かっています。アイラ島でピート香がヘビーな蒸留所といえば、「アードベッグ」「ラフロイグ」「ラガヴーリン」の３つが代表的。推測にはなりますが、おそらくこの中にアズ・ウィー・ゲット・イットの原酒を造る蒸留所があると思います。

「アズウィーゲットイット」とは、蒸留所で働く職人の間で使用していたウイスキー用語。「樽からそのまま」という意味を持っているので、いわゆる「カスクストレングス」のことを指します。その名の通り、アズ・ウィー・ゲット・イット【AS WE GET IT】はカスクストレングスとなっており、アルコール度数は103英プルーフ（58.9％）とかなり高い設定となっています。

シークレットタイプのシングルモルトは、複数の樽をブレンドして加水調整されているのが一般的なので、アズ・ウィー・ゲット・イット【AS WE GET IT】はボトラーズ商品の中でも個性的なタイプ。だからこそ「蒸留所名が非公開」とも言えるのですが…

やはり蒸留所は気になるものです。

※かつては「ラガヴーリン」との憶測がありましたが、真相は分かりません。

香りは消毒液、鉄、ステンレス、レモンピール、ヨードチンキ。

口に含むと甘くてピーティー。スモーキーでパワフル。燻製、薬剤。中盤以降に爆発します。フィニッシュにかけてもピーティーでスモーキ―。やや酸味を感じるドライ。

ノージングではアルコール度数の強さの影響か、ピート香はそこまでありませんでしたが、飲むと強烈。間違いなくアイラ島のヘビリーピーテッドなシングルモルトです。

酒齢は不明ですが、約59度ということを考えれば５年程度の原酒を使用しているのではないかと思います。

とにかくスモーキーで力強い味わいなので、クセのあるウイスキーが大好きな人向け。

飲み方も自由。とにかくスモーキーなので。