様々なお酒のメニューが充実している銀座のバー|BARWHITEOAK 古酒リキュール「コカブトン coca buton」を飲むなら銀座のオーセンティックバー|BARWHITEOAK

銀座の喧騒を忘れ、心地よい静寂に浸る大人の隠れ家「BAR WHITE OAK」。当店は、オーセンティックな風格を纏いながらも、初めての方でも肩肘張らずに過ごせる温かみを持った特別な空間です。


最大の魅力は、圧倒的なバリエーションを誇るお酒のラインナップ。世界中から厳選した希少なシングルモルトや入手困難なジャパニーズウイスキーをはじめ、独自のボタニカルが香る国内外のクラフトジンまで、お酒好きの心を掴むメニューを豊富に取り揃えております。それぞれのボトルが持つストーリーや個性を熟知したプロのバーテンダーが、あなたのためだけの一杯をご提案。定番のクラシックカクテルはもちろん、季節の素材を活かしたフレッシュフルーツカクテルや、奥深い魅力を堪能できるテイスティングプランまで、その日の気分や好みに寄り添う最適な一期一会をお届けします。


お一人でじっくりとグラスを傾ける至福のひとときにも、大切な方との特別な語らいの場にも、あらゆるシーンに上質な彩りを添えます。こだわり抜かれた銘酒の数々と、細部まで行き届いた心地よいおもてなし。扉を開けた瞬間に始まる、五感を満たす贅沢な時間をぜひご堪能ください。銀座の夜をさらに深く、特別にする至高の一杯をご用意して、皆様のご来店を心よりお待ちしております。


落ち着きのあるおしゃれな銀座のバーですので、お一人さまはもちろん、デート、接待、二次会など様々なシーンでご利用いただけます。

カウンター7席。2名様用テーブル席と半個室もございます。


BAR WHITE OAK のこだわり

  • キラキラ 3

    シック

    重厚感のある内装

    銀座の隠れ家

  • いいねの手のアイコン (1)

    銘酒

    ウイスキーも充実

    飲み比べも

  • ハートのマーク3

    遊び心

    斬新なカクテル

    お好み優先

古酒リキュール「コカブトン coca buton」を飲むなら銀座のオーセンティックバー|BARWHITEOAK
バーホワイトオークおすすめのリキュール

コカブトンとは何か? 


コカブトンは、イタリア生まれのハーブ系リキュールです。

「コカの葉」を主原料の一つとして使用しており、その名前からピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。そう、あのコカ・コーラの原材料とも関係の深い「コカ(コカの木の葉)」です。

ただし、誤解しないでいただきたいのですが、コカブトンに麻薬成分は含まれていません(後述の製造プロセスで詳しく説明します)。法的にもクリアな、正真正銘のハーブリキュールです。

日本では2001年頃に正規輸入が停止されたため「幻のリキュール」として扱われていますが、世界的に終売したわけではなく、現在もイタリアで現行品が製造・販売されています

この「幻」という言葉に惑わされて、存在すら知らない方が多いのが現状。だからこそ、今日はしっかり掘り下げていきます。


基本スペック

まずは数字とデータで全体像を把握しましょう。

項目 詳細
原産国 イタリア
アルコール度数 36.5%
主原料 ボリビア・ペルー産コカの葉、レモンバーム、ネトル(イラクサ)、アルテミシア、アブサン等
液色 鮮やかなエメラルドグリーン
エキス分 約50%(極めて高い粘性)
カテゴリー ハーブ系リキュール(ディジェスティフ)
製造元 Gruppo Montenegro(モンテネグロ社)

この中で特に注目していただきたいのが「エキス分約50%」という数値です。

エキス分というのはリキュールに含まれる糖分やエキス成分の割合のことで、一般的にリキュールはこれが高いほど甘く、粘性が増します。

たとえば、ハーブ系リキュールの最高峰として知られるシャルトリューズ(ヴェール)でさえ、エキス分は約25〜30%程度。コカブトンの約50%というのが、いかに桁外れの数値かがわかります。

グラスに注いだ瞬間、その液体のトロッとした動きを見ただけで「これは普通じゃない」と感じるはずです。


風味プロファイル〜どんな味がするのか?

これが一番気になるところですよね。

コカブトンの味わいを一言で表すとすれば、「シャルトリューズとパスティスの中間にある、重厚なハーブリキュール」です。

もう少し詳しく分解すると:

第一印象(アタック) グラスに鼻を近づけると、まず複雑なハーブの香りが立ち上ります。ミントに似た清涼感がありながら、もっとエキゾチックで深い。コカの葉由来の、他のリキュールでは嗅いだことのない独特のアロマが混じっています。

中間(ミドル) 口に含むと、まず圧倒的な甘みが広がります。これはシロップそのものと言っても過言ではない粘度で、舌の上でとろりと広がる感覚。しかしその甘みは決して一本調子ではなく、複数のハーブ由来のビター(苦み)が後ろから追いかけてきます。

後味(フィニッシュ) 飲み込んだ後に残るのは、長く続くハーブの余韻と、清涼感。コカの葉がもたらすエキゾチックな清涼感は、ミントとはまた違う、不思議な感覚です。ぶっちゃけ、初めて飲んだときは「なんだこれ…」と言葉を失いました(笑)。

オールドボトルについて 長年の瓶内熟成(瓶の中でゆっくりと変化が進むこと)により、高いエキス分がさらに凝縮され、アルコールの角(エッジ)が完全に取れた、より丸みのある味わいに変化しています。1980〜90年代のオールドボトルは現行品以上に評価が高く、私自身もオールドボトルを飲んだ瞬間「これはすごい」と感じました。


歴史〜160年以上の歴史を持つリキュール

コカブトンは、決して最近生まれたリキュールではありません。

1866年から1870年にかけて、イタリア・ボローニャの蒸留業者「ジョヴァンニ・ブトン(Giovanni Buton / Distilleria G. Buton & C.)」によって開発されました。

この時代の背景を少し説明します。

19世紀後半のヨーロッパでは、コカの葉を使った飲み物が大流行していました。その代表格が「ヴィン・マリアーニ(Vin Mariani)」というコカワイン。フランスの化学者アンジェロ・マリアーニが1863年に開発したもので、ローマ教皇レオ13世やフランス大統領、エジソン、ヴィクトリア女王など錚々たる著名人が愛飲したと記録されています。

コカブトンは、このヴィン・マリアーニの系譜を汲む歴史的リキュールの一つです。つまり、160年近い歴史を持つ、由緒正しいイタリアのハーブリキュールなのです。

ちなみに、コカ・コーラもこの時代のコカブームの影響を受けて1886年に誕生しています。コカブトンとコカ・コーラは、同じコカブームという時代の空気の中から生まれた、いわば「兄弟」のような関係とも言えます(笑)。


現在のコカブトン|生産体制

現在、コカブトンを製造・販売しているのは、イタリアの大手酒類メーカー「Gruppo Montenegro(グルッポ・モンテネグロ)」です。

「モンテネグロ社」といえば、日本でも馴染みのあるブランドを多数傘下に持つ会社です。

  • アマーロ・モンテネグロ(世界的に有名なイタリアの薬草系食後酒)
  • ヴェッキア・ロマーニャ(イタリアを代表するブランデー)

これらと同じ会社がコカブトンを製造しているというわけです。

モンテネグロ社は伝統的なイタリアのリキュールを復刻・継承するプロジェクト「I Liquori della Tradizione Italiana(イタリアの伝統的リキュール)」を展開しており、コカブトンはそのラインナップの一つとして、現在も伝統的なレシピで製造されています。

流通はヨーロッパ市場が中心ですが、現在も現行品が存在するということは、世界のどこかで需要があるということ。それだけ根強いファンがいる証拠です。



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「ボウモア・メロン」の素材説明



製造プロセス〜どうやって作られているのか?

コカブトンの製造で最も気になるのは「コカの葉をどう扱うのか」という点だと思います。

製造プロセスを順を追って説明します。

Step 1:コカの葉の輸入と管理

コカの葉は、ボリビアやペルーで栽培されたものが使用されます。これらの国は伝統的にコカの葉を栽培・使用してきた地域であり、現地では普通にお茶(コカ茶)として飲まれています。

輸入の際は当局(イタリアの麻薬取締当局)の厳重な監視下に置かれます。コカの葉には、精製することでコカインになる「コカインアルカロイド」という成分が含まれているためです。

Step 2:コカインアルカロイドの除去

製造の最初の段階で、コカインアルカロイドが完全に除去されます。これは特定の化学処理によって行われ、この工程を経た後のコカの葉には、法的にも問題のない香味成分のみが残ります。

つまり、コカブトンを飲んでも、コカインを摂取することには一切なりません。安心してください(笑)。

Step 3:マセレーション(浸漬)

処理されたコカの葉は、他のハーブとは別々に、高アルコール溶液に短時間浸漬されます。

マセレーションとは、原料を液体に漬け込んで成分を抽出する工程のことです。コカの葉と他のハーブを分けて処理するのは、それぞれの成分が最適な状態で抽出されるようにするためです。

Step 4:蒸留

浸漬が完了したら、容量1,000リットルの伝統的な銅製アランビック(単式蒸留器)で蒸留されます。

アランビックとは、昔ながらの銅製の蒸留器のことで、コニャックやアルマニャック、シングルモルトスコッチなどの高級スピリッツ製造にも使われる、最もクラシカルな蒸留方法です。

この蒸留において、液体の「ヘッド(初留)」「ハート(中取り)」「テール(後留)」のうち、香りの「ハート(中取り)」部分のみを厳選して抽出します。これにより、不純物が取り除かれた、純粋で高品質な香味成分だけが残ります。

Step 5:ブレンドとボトリング

最後に、コカの葉の蒸留液と他のハーブの抽出物、そして糖分がブレンドされ、ボトルに詰められます。

この糖分のブレンド量が多いほどエキス分が高くなるわけですが、コカブトンの場合は約50%という非常に高いエキス分になるよう調整されています。


日本での「幻化」の真相〜なぜ入らなくなったのか?

さて、ここが日本のバーテンダーとして最も気になる部分です。

コカブトンは1991年に日本への正規輸入が開始されました。しかし、わずか10年後の2001年頃に突如として輸入が停止されてしまいます。

なぜ輸入が止まったのか?

当時の業界記録やバーテンダー間の情報によると、「日本の法規制(食品衛生法、あるいは麻薬及び向精神薬取締法)に抵触する成分が検出されたため」とされています。

ただし、公式な通達記録が公表されていないため、その「成分」が具体的に何だったのかは不明です。可能性として考えられるのは:

  1. コカインアルカロイドの微量な残滓が、日本の検査で検出限界値を超えた
  2. 日本の基準を満たさない特定の着色料や添加物(あの鮮やかなエメラルドグリーンを出す着色成分)が引っかかった
  3. コカの葉そのものの輸入・使用に対する日本の規制の解釈問題

正確な理由はわかっていませんが、ぶっちゃけバーテンダーの間では「コカ(葉)そのものに対する日本独自の厳しい解釈が原因では」という見方が多いです。

重要なポイント:法的措置は「新規輸入の停止」であり、既に国内に流通していたボトルの販売・提供・消費は禁止されていません。これが「オールドボトルのコカブトン」が今もバーで提供できる理由です。


オールドボトルの価値と流通

輸入が止まった今となっては、国内に存在するコカブトンは限られた数しかありません。

1980年代〜90年代に流通したボトルが、現在もオークション(ヤフオク等)や、こだわりのオーセンティックバーで取引・提供されています。

なぜオールドボトルが現行品以上に評価されるのか?

いくつかの理由があります。

まず、長年の瓶内熟成による変化。高いエキス分が瓶の中でゆっくりと変化し、フレーバーが凝縮されます。アルコールの角(刺激)が完全に丸くなり、各ハーブのフレーバーが複雑に絡み合った状態になります。

次に、希少性による価値。日本国内に存在するボトル数は年々減っており、バーで提供されるたびに在庫が減っていきます。これは「飲まれることで価値が上がり、かつ減っていく」という、オールドウイスキーと同じ構造です。

また、ラベルやボトルデザインの歴史的価値も見逃せません。時代によってラベルデザインが変わっており、コレクターにとっては年代別の比較も楽しみの一つです。


AGWA(アグワ)との違い

「コカの葉を使ったリキュール」として日本でも比較的入手しやすいのが「AGWA de Bolivia(アグワ・デ・ボリビア)」です(アルコール度数30%)。

両者はどう違うのか?明確に整理します。

比較項目 コカブトン AGWA
アルコール度数 36.5% 30%
味わいの方向性 クラシカルなハーブリキュール エナジー系・パーティードリンク
副原料 レモンバーム、アブサン等 ガラナ、高麗人参等
提供スタイル ディジェスティフ(食後酒)単体 ボムグラス、ショット等
ターゲット層 ハーブリキュール愛好家・バー通 パーティー・クラブ好きな層

一言でいえば、コカブトンは「大人の薬草リキュール」、AGWAは「パーティーリキュール」です。

どちらが優れているということではなく、まったく異なるカテゴリーの飲み物と捉えるのが正確です。

ちなみにコカブトンと比べてAGWAは現在も日本で入手可能なので、「コカの葉を使ったリキュールを試してみたい」という方はまずAGWAを試してみるのも手です。その上でコカブトンのオールドボトルを飲めば、違いが鮮明にわかります。


BARWHITEOAKでの提供・活用法

ストレート・ニート(そのまま)

コカブトンの真価を最もダイレクトに体験できる飲み方です。小さなリキュールグラスに少量注ぎ、まず香りを楽しんでから口に含む。これだけで十分な体験ができます。

シャルトリューズと同様に、冷蔵庫で冷やして提供するのがおすすめ。粘性が増すことで、よりトロリとした質感が楽しめます。

シガーとのペアリング

これは私が特におすすめする組み合わせです。

コカブトンのオールドボトルは、シガー(葉巻)の後半部分との相性が抜群です。シガーは火をつけてから時間が経つほど、フレーバーが凝縮されて複雑になっていきます。この「フレーバーの複雑さと濃さ」が、コカブトンのハーブの複雑味と見事にマッチするんです。

ダビドフのシガーソムリエとしても、この組み合わせは自信を持っておすすめできます。


まとめ〜コカブトンを知ることはリキュールの歴史を知ること

コカブトンについてまとめると:

  • 160年近い歴史を持つ、イタリアを代表するハーブリキュール
  • コカの葉を使用するが、麻薬成分は完全除去されており法的に問題なし
  • 日本では2001年頃に輸入停止となり「幻」化したが、世界的には終売していない
  • 現在もイタリア(Gruppo Montenegro社)で製造・販売中
  • 日本国内のオールドボトルはバーで提供可能・オークション等で入手可能
  • シャルトリューズとパスティスの中間的な、重厚なハーブの味わい
  • シガーとのペアリングに最高

この1本を知るだけで、19世紀ヨーロッパのコカブーム、イタリアのリキュール文化、日本の酒類輸入規制の歴史まで、一気に理解できます。まさに「1本で学べるリキュールの歴史教科書」とも言える存在です。

もし銀座にいらっしゃる機会があれば、ぜひBAR WHITE OAKにお越しください。コカブトンのオールドボトルを実際に体験していただけます。あの鮮やかなエメラルドグリーンの液体が、グラスの中でゆらりと揺れる瞬間は、何度見ても美しいものです。



参考:本記事の情報は、バーテンダー業界内の情報・Gruppo Montenegro社の公式情報・Bottle of Italy等の専門サイトをもとにまとめています。コカブトンの日本での輸入停止理由については公式記録が公表されていないため、業界情報をもとにした推察が含まれます。

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日曜日も営業している銀座のバー BARWHITEOAK。ホワイトオークとは「ナラの木」のことを指し、ウイスキーやワインの熟成に欠かせない木材として知られています。このナラの木のようにお客様にとって、心癒される場所でありたいという気持ちを店名に込めています。

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