ウイスキーの種類が豊富なバー|カティサークを銀座で飲むなら世界のお酒を取り揃えるBARWHITEOAK

カティサークは1923年の発売当時から愛されているロングセラー商品。大航海時代に活躍した英国の快速帆船「カティサーク号」から名付けられています。さらにその「カティサーク号」はどこからその名前を名乗ったのかというと、スコットランドの国民的詩人「ロバート・バーンズ(Robert Burns)」が作った詩に登場する、魔女が着ている「肌着」のことを、カティサークと呼んでいたそうです。辿っていくとなんとも奇妙なところから、名前が付けられたというもの…

カティサークのキーモルトは、グレンロセス(スペイサイド)、マッカラン(スペイサイド)、 ハイランドパーク(アイランズ・オークニー諸島)の３つ。その他にいくつかのモルト原酒とグレーン原酒をブレンドしています。

キーモルトはどれもシングルモルトとしては人気蒸留所。キーモルトはブレンドしている「量」で決まるわけではなく、あくまでもそのウイスキーの個性に強く影響を及ぼしているかどうか。カティサークはライトボディで軽快ですが、マッカランやハイランドパークは個性が割としっかりしているイメージもあるので、キーモルトの情報だけではブレンデッドウイスキーを語るのは難しいように思います。

ストレート

すっきりとしたブレンデッドウイスキーであるため、ストレートだと飲みごたえが無いように感じるかもしれませんが、当店のカティサークは80年代に流通していたオールドボトル。特級表記の古酒です。ウイスキーは現行ボトルよりもマイルドで風味が強く、ストレートでも飽きることなく飲むことができます。とはいうものの、シングルモルトと比べて甘みが少なく、ドライな口当たりであることには変わりません。食後にスッキリと飲みたい時におすすめです。

ロック

加水するとモルト原酒とグレーン原酒のバランスの良さが分かります。ソフトな口当たり。徐々にドライでなめらか。

ハイボール

王道のハイボールでは、心地よい果実香、わずかなピート、程よい樽香を感じます。ただ飲みやすいだけでなく、オールドボトルでありながら相反する「フレッシュ」さがあり、80年代のウイスキーが良くできていたことを証明してくれます。