【豊富なカクテルメニュー】アルゴンキンを飲むなら日曜日も営業している銀座のバー|BARWHITEOAK

アルゴンキン

ライウイスキー
ドライベルモット
パイナップルジュース

1930年代にニューヨークのアルゴンキンホテルで生まれたカクテル。

このホテルは1920年代のジャズエイジに、作家や批評家が集うサロン「アルゴンキン・ラウンド・テーブル」で有名でした。
彼らが集まるバーで考案されたとされ、この名が付けられたと伝えられています。
まさに、文人や文化人のための一杯だったといいます。
ライウイスキーまたはバーボンウイスキーをベースに作ります。
パイナップルとドライベルモットの組み合わせはシンプルながらも複雑な仕上がりに。

■ アレンジ・バリエーション
バーボンで作る：よりまろやかでコクのある仕上がりに。
スウィート・ベルモットを使用：フルーティーさを強調し、デザートカクテル風に。
パイナップルジュースをフレッシュで：酸味が立ち、より引き締まった味わいに。
クラシックなレシピではライ・ウイスキーを使いますが、現代ではバーボンやカナディアンウイスキーを使うバーも多く、味のニュアンスはさまざまです。

銀座のバー、ホワイトオークでカクテルを飲んでみませんか？

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

アルゴンキンは、フルーツジュース系カクテルの中では珍しく、しっかりドライ寄りの仕上がりです。
パイナップルの甘酸っぱさとジューシーな香りに、ライ・ウイスキー特有のペッパリーな刺激が合わさり、口当たりは軽やかでも奥行きがあります。
ベルモットが味わいを引き締めることで、デザート的にならず、食前酒（アペリティフ）としても成立するバランスが魅力です。

■ ライ・ウイスキー（Rye Whisky）
アルゴンキンの主役であり、味の骨格を作るベーススピリッツ。
原料と特徴：
主原料に「ライ麦（Rye）」を51％以上使用したウイスキー。
バーボン（トウモロコシ主体）に比べてスパイシーでドライ、黒胡椒やクローブ、シナモンのような香りを持ちます。
特にアメリカ産のライ・ウイスキーは、力強く、キレのある味わいが特徴です。
カクテルでの役割：
パイナップルジュースの甘みを引き締め、全体を辛口にまとめる“背骨”のような存在。
ドライ・ベルモットのハーバルな苦味とも調和し、フルーティーな中に複雑な奥行きを与えます。
代表銘柄例：
・オールド・オーバーホルト
・ライ・ウッドフォードリザーブ
・ミクターズ・ライ
・リッテンハウス・ライ（より力強いタイプ）

■ ドライ・ベルモット（Dry Vermouth）
味わいのバランスを整えるハーバルな補助役。
概要：
ベースは白ワイン。そこにボタニカル（ハーブ、スパイス、根、花など）を漬け込み、軽く加糖・加アルコールしたアロマティック・ワインです。
「ドライ」と付くのは、糖分が少なく辛口タイプであることを意味します。
味と香りの特徴：
ハーブ、柑橘ピール、白胡椒、軽い苦味などがあり、爽やかで複雑な風味。
甘くなりがちなジュース系カクテルを、スマートで大人の味わいに仕上げてくれます。
代表ブランド例：
・ノイリー・プラット（フランス）
・マルティーニ・エクストラドライ（イタリア）
・チンザノ・エクストラドライ（イタリア）
アルゴンキンでの役割：
パイナップルのトロピカルさを引き締め、ウイスキーのアルコール感を滑らかにする“繋ぎ”のポジション。
全体を「甘すぎない」「飲み飽きない」バランスに導きます。

■ パイナップルジュース（Pineapple Juice）
アルゴンキンの印象を決定づけるフルーティーなアクセント。
特徴：
トロピカルフルーツ特有の甘酸っぱさと豊かな香りを持ち、ウイスキーのスパイスを和らげつつ、軽快な華やかさを演出します。
酸味と繊維質を含むため、シェイク後にわずかな泡立ちが生まれ、口当たりに柔らかさを加えます。
使用ポイント：
フレッシュジュース（搾りたて）を使うと、酸味が立ち、よりドライな印象に。
一方、缶やパック入り（濃縮還元）を使うと甘みが強調され、マイルドになります。
バーによって「甘口 or 辛口」どちらを狙うかで選び分けられる素材です。
アルゴンキンでの役割：
ドライな2素材（ライウイスキーとベルモット）に“潤い”を与え、アロマを立体的にする。
甘さの中に爽やかな酸味を残すことで、飲みやすくも印象深いカクテルに仕上げます。