【豊富なカクテルメニュー】チンタを飲むなら日曜日も営業している銀座のバー|BARWHITEOAK

チンタ

ブランデー
ウォッカ
アマレット
マラスキーノチェリー

チンタはイタリア語で「城壁」のこと。
ブランデーとウォッカの組み合わせなので、
アルコール度数が高くドライな味わいです。
イタリア生まれのリキュール「アマレット」が優しく香ります。

銀座のバー、ホワイトオークでカクテルを飲んでみませんか？

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

アマレット（Amaretto）は、アーモンドのような香りを持つリキュールで、その名前はイタリア語で「すこし苦いもの」を意味します。一般的には、アマレットはアンズの核である杏仁を使用しており、アーモンドに似た風味と赤みを帯びた琥珀色が特徴です。主成分は、杏の種の中にある核であり、具体的には「甜杏仁（テンキョウニン）」と呼ばれるものが使用されます。アマレットはアーモンドの香りがするため、しばしばアーモンド由来と誤解されますが、実際にはアーモンドは使用されておらず、風味の源はこの甜杏仁にあります。この杏の核は、杏仁豆腐と同じ原料であり、風味が似ています。

厳密に言うと、アマレットに使用される甜杏仁は甘みが強く、アーモンドのような香りをもたらします。一方で、杏仁豆腐に使用されるのは「苦杏仁（クキョウニン）」と呼ばれ、こちらは甘みもあるものの、特に苦みが強いのが特徴です。苦杏仁は主に薬や漢方薬に使用され、鎮咳剤や去痰剤として利用されています。

アマレットの製造過程では、これらの甜杏仁を何十種類もの果実やハーブ蒸留液に浸します。その後、アルコールを加え、熟成させてリキュールが造られます。この工程によって、アマレットが独特の風味と香りを持つことが確立されています。

ディサローノ・アマレットは、アマレットの中でも最も有名なブランドの一つであり、アンズの種を原料として使用しています。このリキュールは甘くてほろ苦いアーモンドに似た風味で知られ、アルコール度数は28％、エキス分は26％です。アマレット・ディ・サロンノは、ミラノ地方の伝統的な菓子であるアマレッティの香りに似ていたことから、「アマレット」と名付けられました。元々は「アマレット」として販売されていましたが、他社が類似品を発売したことから、1992年に現在の名称に改名しました。

アマレット・ディ・サロンノの歴史は、イタリアの画家ベルナルディーノ・ルイーニが描いた聖母マリアのフレスコ画にさかのぼります。ルイーニが恋に落ちた宿屋の女主人が贈った贈り物が、アマレット・ディ・サロンノの原形とされています。製造法はその後も変わらず、現在の四角い瓶はムラーノ出身のガラス職人がデザインしました。日本の輸入業者であるサントリーでは、「ディサローノ」の表記が用いられています。

他にもアマレットのさまざまな銘柄が存在し、いくつかのカクテルにも使用されています。代表的なカクテルには、「イタリアン・スクリュー・ドライバー」「オーガズム」「ゴッドファーザー」「ゴッドマザー」「ゴールデン・フレンド」「シシリアン・キッス」「フレンチ・コネクション」「ボッチ・ボール」「ロード・ランナー」などがあります。