日本のアブサンが飲めるバー|サントリー・ヘルメス・アブサン 緑色ボトル 1970's~80'sを銀座で飲むならBARWHITEOAK

「定番のカクテルから旬のフルーツカクテル・珍しい野菜を使ったカクテルなど、

メニューを豊富にご用意しているオーセンティックバー」として東京・銀座で好評です。

お客様のお好みに合わせて、魂を込めて丁寧にカクテルをお作りしております。


「フルーツカクテルが飲みたい!」「野菜のカクテルを飲んでみたい!」「定番のカクテルが好き!」

「海外からのお客様に国産ウイスキーを使用したカクテルを飲ませたい!」といったご要望にもお応え致します。


落ち着きのあるおしゃれな銀座のバーですので、お一人さまはもちろん、デート、接待、二次会など様々なシーンでご利用いただけます。

カウンター7席。2名様用テーブル席と半個室もございます。


BAR WHITE OAK のこだわり

  • キラキラ 3

    シック

    重厚感のある内装

    銀座の隠れ家

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日本のアブサンが飲めるバー|サントリー・ヘルメス・アブサン 緑色ボトル 1970's~80'sを銀座で飲むならBARWHITEOAK

アブサンとは?

「アブサン(Absinthe)」とは、ニガヨモギを中心に数種類のハーブを原料とした、アルコール度数が極めて高い(一般に45%〜74%前後)蒸留酒です。

19世紀のフランスを中心に芸術家たちを虜にし、一度は「禁断の酒」として歴史から抹消されかけたドラマチックな背景を持つお酒です。専門的な視点からその正体を徹底解説します。



1. アブサンの本質

アブサンを一言で定義するなら、「ニガヨモギ、アニス、フェンネル」の3種(聖三位一体)を主軸とした、薬草系蒸留酒の王者です。

最大の特徴は、水を加えると白く濁る「白濁現象(ウーゾ効果)」と、主成分であるニガヨモギに含まれる成分「ツヨン」による独特の酩酊感にあります。



2. アブサンを形作る「聖三位一体」

アブサンを名乗るために欠かせない3つの主要ハーブは、専門用語で「ホーリー・トリニティ(Holy Trinity)」と呼ばれます。

芳香植物(ハーブ)役割・特徴
ニガヨモギ苦味と薬理作用。 主成分「ツヨン」を含み、独特の清涼感と苦味を与える。
アニス甘みと白濁。 精油成分「アネトール」が加水によって白濁を引き起こす。
フェンネル香りの奥行き。 甘くスパイシーな香りで、全体のバランスを整える。

これらに加え、ヒソップ、レモンバーム、スターアニスなどが補助的に使われます。


3. 「禁断の魔酒」と呼ばれた理由と誤解

かつてアブサンは「飲むと狂う」「幻覚が見える」と言われ、20世紀初頭に多くの国で製造禁止となりました。

  • ツヨン(Thujone)の正体: ニガヨモギに含まれる成分です。かつてはマリファナの主成分(THC)に似た構造を持つと誤解され、幻覚作用の原因とされました。

  • 現代の科学的見解: 現在の研究では、アブサンに含まれる程度のツヨンで幻覚を見ることは不可能だと証明されています。当時の「アブサン中毒」の真犯人は、ツヨンではなく「安価で粗悪な高濃度アルコールの過剰摂取」であったというのが定説です。

  • 現在の規制: 現在はWHOの基準により、ツヨン含有量が35mg/kg以下であれば安全とされ、世界中で解禁されています。



4. 歴史:栄光から没落、そして復活

  1. 誕生(18世紀末): スイスの医師ピエール・オルディネールが薬用酒として考案。その後、ペルノ社が商業化。

  2. 黄金時代(19世紀): フランスの芸術家(ゴッホ、ロートレック、ピカソ等)が「緑の妖精(La Fée Verte)」と呼び愛飲。夕刻にアブサンを飲む習慣は「緑の時間(L'Heure Verte)」と呼ばれた。

  3. 禁止(1915年前後): アルコール依存症の増大と、ワイン業界のロビー活動(ライバル排除)により、多くの国で禁止される。

  4. 復活(1990年代〜現在): 規制の根拠が科学的に否定され、イギリスやフランスで再解禁。現在はクラフト・アブサン・ブームが起きている。



5. 種類と製法の分類

アブサンには大きく分けて2つの伝統的なスタイルがあります。

  • アブサン・ヴェール(Verte):

    蒸留後にハーブ(ヒソップ等)を浸漬し、植物のクロロフィルで緑色に着色したもの。複雑で重厚な味わい。

  • アブサン・ブランシュ(Blanche):

    蒸留後に着色せず、無色透明のままボトリングしたもの。スイスが発祥で、よりフローラルで軽やかな味わい。



6. 伝統的な飲み方:アブサン・リチュアル(儀式)

アブサンはそのまま飲むのではなく、「加水」して楽しむのが正解です。

  1. グラスにアブサンを注ぐ。

  2. グラスの上に穴の開いた専用のアブサンスプーンを渡し、その上に角砂糖を置く。

  3. 冷水を1滴ずつ角砂糖に垂らし、ゆっくり溶かしながらグラスへ落とす。

  4. 透明だった酒がエメラルドグリーンから乳白色へ変化し、香りが爆発的に広がる(この変化を「ルーシュ」と呼ぶ)。

  5. アブサン1に対し、水3〜5の割合が標準的です。



まとめ:アブサンとは何か

アブサンは、単なる「強い酒」ではありません。「植物の力をアルコールで凝縮し、水によってその香りを解放する」という、極めて五感に訴えかける飲み物です。かつての芸術家たちが魅了されたのは、その独特の香りと、水を入れた瞬間に魔法のように色が変化する視覚的な美しさゆえでした。


日本のアブサンが飲めるバー|サントリー・ヘルメス・アブサン 緑色ボトル 1970's~80'sを銀座で飲むならBARWHITEOAK

日本のアブサン史とサントリー「ヘルメス」の真実:禁断の魔酒を紐解く

かつて芸術家たちを虜にし、その中毒性への懸念から100年前に欧米諸国で禁止された「アブサン」。実は日本は、世界でも稀な「ニガヨモギ規制が事実上なかった国」として、独自の進化を遂げてきました。

近年、クラフト・アブサンが再注目されていますが、その背景には「国産の古いアブサン」の驚くべき変遷があります。その代名詞、サントリー「ヘルメス・アブサン」を中心に、厳密なファクトと共に解説します。



1. 日本アブサンの起源:サントリー以前の「幻」

長年、サントリー(旧・寿屋)のヘルメスが国産最古とされてきましたが、近年のボトル発見と調査により、その歴史が塗り替えられました。

  • 最古の銘柄: 神奈川県藤沢市にあった東京醸造の「トミー・アブサン(TOMY Extra-Absinthe)」

  • 製造時期: 1937年〜1955年(閉鎖)の間。1940年代には確実に流通しており、サントリー(1954年頃〜)よりも先行していました。

  • 中身の性質: 科学分析の結果、ベースはグレーンアルコール。アニス感は乏しく、ツヨン濃度は1mg/Lと極めて微量でした。当時の日本における「アブサン」は、本場の再現というより、独自の「薬草酒」としての模索だったことが伺えます。



2. ヘルメス・アブサン:時代を映す「58%モデル」の変遷

サントリーの「ヘルメス・アブサン」は、オールドボトル愛好家にとって聖杯のような存在です。特に1970年代の「58%」モデルは、ボトルの色で流通時期を特定できる「歴史の指標」となっています。

年代仕様ボトルの特徴
1960年代68%初期モデル。緑色ボトル。ツヨン濃度が最も高い(14mg/L)。
1970年代前半58%ライトグリーン瓶(爽やかな緑)。
1970年代中盤58%濃いめのグリーン瓶
1970年代後半58%茶色瓶。日光による劣化を防ぐため遮光瓶へ移行。
1980s後半〜90s58%透明瓶(白ラベル)。背が高くくびれたボトル。

3. 1981年の壁:科学が明かす「ツヨン」の真実

アブサンを巡る最大の争点は、ニガヨモギ由来の成分「ツヨン」です。

  • 分析データ: 68度モデルが14mg/Lのツヨンを含んでいたのに対し、70年代の58度モデルは6mg/L。度数の低下と共にハーブの成分構成も変化していました。

  • 1981年の転換点: WHOの勧告を受け、日本でも1981年に食品衛生法が改正。ツヨン濃度が厳格に制限されました。

  • 評価の分岐: 80年代後半の「透明瓶モデル」は、規制適合のための処方変更や香料主体への移行により、かつての「重厚な薬草感」が失われたとされ、マニアの間では70年代以前のモデルと明確に区別(低評価)されています。



4. 鑑定の極意:住所表記というタイムスタンプ

幸運にも古いボトルに出会った際、年代を特定する決定的な鍵は裏ラベルの住所表記にあります。

  • 「大阪市北区中之島」: 1971年以前(超希少・最初期)

  • 「大阪市北区堂島浜通」: 1971年〜1979年(黄金の70年代モデル)

  • 「大阪市北区堂島浜」: 1979年以降(茶瓶〜透明瓶の時代)

「堂島浜通」の記載があり、かつ緑色のボトルであれば、それは世界がアブサンを忘れていた時代に日本が守り抜いた、正真正銘の「禁断の味」に近い個体と言えるでしょう。




まとめ

かつての国産アブサンは、単なるリキュールではなく、当時の技術者が限られた情報の中で「本物の苦味」を追求した結晶です。1981年の規制を境にその性質は大きく変わりましたが、70年代以前のボトルには、今なお強烈な「草根木皮の生命力」が封じ込められています。


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日曜日も営業している銀座のバー BARWHITEOAK。ホワイトオークとは「ナラの木」のことを指し、ウイスキーやワインの熟成に欠かせない木材として知られています。このナラの木のようにお客様にとって、心癒される場所でありたいという気持ちを店名に込めています。

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