シャルトリューズとは?|カクテルの種類が豊富な銀座のバー|BARWHITEOAK
「定番のカクテルから旬のフルーツカクテル・珍しい野菜を使ったカクテルなど、
メニューを豊富にご用意しているオーセンティックバー」として東京・銀座で好評です。
お客様のお好みに合わせて、魂を込めて丁寧にカクテルをお作りしております。
「フルーツカクテルが飲みたい!」「野菜のカクテルを飲んでみたい!」「定番のカクテルが好き!」
「海外からのお客様に国産ウイスキーを使用したカクテルを飲ませたい!」といったご要望にもお応え致します。
落ち着きのあるおしゃれな銀座のバーですので、お一人さまはもちろん、デート、接待、二次会など様々なシーンでご利用いただけます。
カウンター7席。2名様用テーブル席と半個室もございます。
BAR WHITE OAK のこだわり
シャルトリューズとは?|カクテルの種類が豊富な銀座のバー|BARWHITEOAK
シャルトリューズ(Chartreuse)は、フランス南東部にあるシャルトリューズ山脈で修道士たちが製造する、非常に複雑で独特なリキュールです。特徴的な緑色の「グリーン・シャルトリューズ」と、やや甘めで琥珀色の「イエロー・シャルトリューズ」の2種類が特に有名で、130種類以上のハーブや植物が使われていることで知られています。この製造方法と原材料の詳細は、極秘として守られ、限られた修道士だけがその製造法を継承しています。
シャルトリューズの歴史
シャルトリューズの起源は1605年に遡ります。この年、パリのシャルトルーズ修道会の修道士たちは、アンリ4世の軍司令官だったフランソワ・アニバル・ドゥストラードから、不老長寿の「エリキシル」のレシピを受け取りました。このレシピは非常に複雑で、長い間ほとんど理解されずにいましたが、1737年になって、ついにシャルトルーズ修道会のグラン・シャルトリューズ修道院で製造が開始されました。
最初に作られたのが「エリキシル・ヴェジェタル(Elixir Végétal)」で、当初は薬として使用されていました。1789年のフランス革命時には修道士たちが国外追放され、レシピも一時失われましたが、1816年にシャルトルーズ修道院に戻り、製造が再開されました。
19世紀後半には一般向けに「グリーン・シャルトリューズ」と「イエロー・シャルトリューズ」が製造されるようになり、ヨーロッパ中で高い人気を博しました。しかし、1903年には再びフランス政府により修道会が追放され、レシピはスペインの修道院に移されて製造が続けられました。その後、1930年代にはフランスに戻り、現在でもグラン・シャルトリューズ修道院でシャルトリューズが製造されています。
製造方法とレシピの秘密
シャルトリューズのレシピは「130種類の植物やハーブのエッセンス」で構成されているとされますが、その正確な内訳は門外不出です。修道士が管理し、熟成の方法や配合は完全に秘密にされています。製造に携わる修道士は限られた数しかおらず、フランスでも屈指の秘密保持されたリキュールです。
製造工程は以下のように進められます。
植物とハーブの調合:130種類の植物やハーブが特定の割合で調合されます。これにはヨモギ、シナモン、クローブ、レモンバームなど、非常に多岐にわたる素材が含まれますが、詳しいレシピは公表されていません。
蒸留:調合された植物とハーブのエキスが、アルコールに浸漬された後、特別な蒸留器で蒸留されます。これにより、成分が濃縮され、独自のアロマが生み出されます。
熟成:シャルトリューズはオーク樽で熟成され、その過程でさらに風味が深まります。熟成期間は数年以上に及ぶことがあり、複雑な味わいが形成されます。
最終調整と瓶詰め:最終的に熟成されたシャルトリューズは、瓶詰めされます。この段階で、製品に応じて着色やアルコール度数が調整されます。たとえば、グリーン・シャルトリューズはアルコール度数が約55%、イエロー・シャルトリューズは約40%です。
シャルトリューズの種類
シャルトリューズにはいくつかの異なる種類があり、それぞれ異なる風味とアルコール度数を持っています。
グリーン・シャルトリューズ(Chartreuse Verte):最も代表的なタイプで、エメラルドグリーンの美しい色合いを持ち、55%という高いアルコール度数と、スパイシーかつハーブの香りが強い風味が特徴です。ミントや松、シナモンなどが複雑に絡み合った香りが楽しめます。
イエロー・シャルトリューズ(Chartreuse Jaune):グリーンに比べてアルコール度数が低く(約40%)、蜂蜜やシトラス、バニラの甘い香りが特徴です。ハーブの風味はやや穏やかで、グリーンよりも口当たりがまろやかです。
エリキシル・ヴェジェタル(Elixir Végétal de la Grande-Chartreuse):シャルトリューズのオリジナルレシピに基づく非常に強いリキュールで、69%という高いアルコール度数があります。少量ずつ薬用として使用されることが多く、わずかな量でも豊かな風味を楽しめます。
ヴィンテージ・シャルトリューズ:シャルトリューズの古酒バージョンで、特別なオーク樽でさらに長期間熟成されることで、香りと味わいに深みが増します。特別なラベルが付され、年代ごとに風味の違いを楽しめます。
飲み方と楽しみ方
シャルトリューズは非常に強い香りと味わいを持つため、少量をそのまま飲むのが一般的です。小さめのグラスに注ぎ、ゆっくりと香りを楽しみながら飲むのが理想的とされています。また、冷やすことでハーブの風味が際立ち、より爽やかな飲み口になります。
シャルトリューズはカクテルにもよく使用されます。例えば、「ラスティ・ネイル」や「ラスト・ワード」といったクラシックなカクテルの材料としても人気があります。また、ショコラやスイーツと合わせてもよく、その甘みとハーブの香りがデザートとの相性を引き立てます。
現代のシャルトリューズと製造状況
現在、シャルトリューズはフランス・ヴォワロンの修道院で製造されています。製造は修道士によって厳格に管理され、毎年の生産量も限定されているため、希少価値が高く高級なリキュールとして扱われています。修道会は持続可能な製造を重視し、環境保護にも配慮しており、シャルトリューズの製造過程では地元の天然資源を活用しています。
シャルトリューズは、フランスのシャルトリューズ修道士が何世紀にもわたり受け継いできた伝統と技術が詰まった特別なリキュールです。その複雑な製造方法と多種多様なハーブによって生み出される風味は、他のリキュールにはない奥深い魅力を持っています。特に修道士のみが知るレシピや製造工程により、ミステリアスな存在感を保ちながら、多くの愛好家から支持されています。
シャルトリューズとは?|カクテルの種類が豊富な銀座のバー|BARWHITEOAK
シャルトリューズを使った代表的なカクテルは、その独特のハーブ風味とアルコールの強さが他のリキュールにはない味わいを加え、クラシックなカクテルとしても多くの人々に愛されています。以下は特に有名で人気の高いものです。
1. ラスト・ワード(The Last Word)
「ラスト・ワード」は、シャルトリューズを使用するカクテルの中でも特に有名で、ジンやマラスキーノ・リキュールとの絶妙なバランスが特徴です。ライムの酸味がハーブの香りを引き立て、爽やかさと奥深い味わいが融合した一杯です。このカクテルは1920年代の禁酒法時代に誕生したクラシックで、現在でも多くのカクテルバーで楽しまれています。
2. グリーン・ビースト(Green Beast)
「グリーン・ビースト」は、グリーン・シャルトリューズのフレッシュなハーブ風味が存分に楽しめるカクテルで、特に暑い季節に人気です。キュウリとライムのフレッシュさが加わり、シャルトリューズの深みを持ちながらも非常に飲みやすい仕上がりです。このカクテルはリフレッシュ感が強く、食前酒としてもおすすめです。
3. シャルトリューズ・スワズル(Chartreuse Swizzle)
トロピカルな雰囲気を持つ「シャルトリューズ・スワズル」は、パイナップルジュースやライムジュースが加わり、シャルトリューズのハーブの香りがフルーティーな甘みと絶妙に調和しています。トロピカルな香りが引き立つため、バカンス気分を味わえるカクテルで、南国風のカクテルが好きな方に特に好まれます。
4. アルペン・スティンガー(Alpine Stinger)
「アルペン・スティンガー」は、シャルトリューズとブランデーを組み合わせた芳醇なカクテルで、深みのあるリッチな風味が楽しめます。ブランデーのコクとまろやかさがシャルトリューズの強いハーブ感と調和し、特に寒い季節にぴったりの一杯です。シンプルな材料ながら、奥行きのある風味が感じられ、カクテル愛好者から高い評価を受けています。
5. シャルトリューズ・トニック(Chartreuse Tonic)
「シャルトリューズ・トニック」は、シャルトリューズを手軽に楽しめるカクテルで、トニックウォーターによるほろ苦さとハーブの香りがマッチしています。トニックで割ることでシャルトリューズの複雑な風味が際立ち、爽やかで軽やかな飲み口が得られます。食前酒や軽いリフレッシュメントとして最適なカクテルです。
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日曜日 16:00〜23:00(L.O.23:00)
毎週月曜定休
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BARWHITEOAK
住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座8-7-7 中央林ビル302 Google MAPで確認する |
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営業時間 | 火~土 18:00〜3:00[L.O.2:00] 日曜日 16:00〜24:00[L.O.23:00] |
定休日 | 毎週月曜定休 |
最寄り | 銀座駅より徒歩6分 新橋駅より徒歩3分 |
HP |
日曜日も営業している銀座のバー BARWHITEOAK。ホワイトオークとは「ナラの木」のことを指し、ウイスキーやワインの熟成に欠かせない木材として知られています。このナラの木のようにお客様にとって、心癒される場所でありたいという気持ちを店名に込めています。
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